【From America】

2024年07月16日

【From America】「ソフトシェルクラブ」

アメリカのウインドゲイト緑です。

皆さんは、蟹はお好きですか? 私は蟹が大好きです。日本には様々な蟹があり、花咲ガニ、越前ガニ、松葉ガニ、などなど たくさんのカニがありますね。アメリカではアラスカン・キングクラブ、スノー・クラブ、ダンジョネス・クラブなどが挙げられると思います。

ソフトシェルクラブさて、この時期になると、アメリカではソフトシェルクラブという脱皮直後のカニを食べることが出来ます。これは、ブルークラブと呼ばれる種類のカニだそうです。アメリカの東海岸で取れるカニで、から揚げにして食べるのが一般的な食べ方です。旬は4月から9月とのことで、私は毎年この時期を楽しみにしています。

今年もソフトシェルクラブの時期がやってきました。カニは普通甲羅が固いので、甲羅を割って食べますが、脱皮直後のカニは甲羅もそのまま食べられます。脱皮して大きくなろうとする時期なので、味もぐっと濃いので本当に美味しく頂けます。

アメリカの東海岸で蟹、と言えば、メリーランド州のチャサピーク湾が有名で、一生に一度はここの蟹フェスに行ってみたいと思っています。

日本の皆さんも夏に東海岸を旅行する機会があれば、メニューにソフトシェルクラブがあったら、是非とも味わってください。一度で大ファンになると思います。

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2024年06月25日

【From America】「ライム病の原因のTickというダニ」

アメリカのウインドゲイト緑です。

前回は、アメリカ東海岸の初夏の様子をお知らせ致しました。庭掃除や芝生の手入れ、そして花壇や木々の根元にMulchと呼ばれるウッドチップを広げる作業が忙しい時期です、とお伝えしました。

その作業中に気を付けなければいけないのがTickと呼ばれる鹿が運んでくるダニです。これに刺されるとライム病という怖い病気になってしまうのです。ライムと聞いて、先ず思い浮かぶのはレモンに似た果物のライムではないでしょうか? 果物はLimeとつづりますが、この病気の名前はLymeというスペリングになります。その由来は、アメリカ東海岸コネチカット州にLymeという地名の場所があり、ここでこのTickというダニが原因の病気が多く発生したことから由来してこのライム病という名前が付きました。

この地方は自然が豊かなので、庭のあちこちに鹿がやってきます。その鹿によって運ばれたダニは庭木の枝や葉っぱについてしまいます。庭掃除をして人間が枝や葉っぱに触れるとそこからジャンプして今度は人間に乗り移ります。サイズはとても小さくてゴマの粒くらいですから、殆ど気が付きません。そして、このダニに刺されるとその細菌が血液に乗って身体全体に回ってしまい、発熱、筋肉痛、心臓、神経、最終的には脳や神経をも侵される怖い病気です。刺されても蚊に刺された時のように痒みが出るわけではないので、先ず気が付きません。そのうちに刺された場所を中心に、丸くて赤い斑点が出るのが特徴とされていますが、自分の体を全部見ることは出来ないため、見逃してしまう事も多いそうです。

このライム病にかかった人で有名なのは、歌手のジャスティン・ビーバーさんとかアレック・ボールドウィンさんもかかったことがあるそうです。ちなみに、私も2回ほどこのTickに刺されました。庭仕事をする時には気を付けて長袖に長ズボン、帽子をかぶり、肌を出さない様に気を付けるのですが、それでもどこかから衣服の中に侵入してしまうのですね。一回は腕でしたから、シャワーを浴びた後に何やら黒いものが付いているのに気が付きました。身体の半分を肌に突っ込んでいましたから、ピンセットでつまみだし、お医者様に駆け込みました。
もう一回は何と髪の毛の中、うなじのあたりに見つけました。こちらは、シャワーとシャンプーの後に髪の毛を乾かしている時に、何やらポツンとしたものが指に触れて、変だな?と思って、見てもらった所、Tickでした。この時もお医者様に駆け込みました。

ウッドチップ1回目は20年以上前のことですが、「今すぐに血液検査をしても、結果は出ません。24―48時間くらいしないと細菌が身体中に行かなので、、、、」 「体中に細菌が回るまで、待てません! 何とかしてください!!」 それなら、今直ぐ抗生物質を飲んで、身体中に細菌が回る前に治療することも出来ます、というので、お願いして抗生物質を頂き、事なきを得ました。
2回目は今年の6月です。20年以上も時間が経っているので、医療も進歩したでしょうし、私も経験を生かして、「今すぐにお薬を飲みたいです」とお願いして、再び事なきを得ました。
と、まあこんな具合でコネチカット州の生活は、Tickというダニとの闘いでもあります。庭掃除に限らず、ハイキングなどして自然の中を歩く時にも細心の注意が必要です。そして、万一このダニに刺されてしまったことが分かったら、すぐに抗生物質の薬を飲むことをおススメします。

日本でも大変少ない数ではあるそうですが、このダニに刺されるケースが報告されているそうです。どうぞ皆様も気を付けてくださいね。

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2024年06月18日

【From America】「アメリカの東海岸は初夏の賑わい」

アメリカのウインドゲイト緑です。

日本は美しい新緑の時期を楽しんでいると、あっという間に梅雨になってしまいますね。アメリカの東海岸地方は、日本より少し季節が変わるのが遅いのですが、梅雨がないので晩春というか初夏の美しい季節になりました。

鳥の巣木々の葉が青々と茂ってくる頃、野鳥たちは巣作りに精を出します。鳥たちはあちこちから細い木の枝や草を集めて、巣を作り始めます。聞くところによると、青い色のブルーバードはオスが一人で頑張って巣を作り、出来上がった時点でメスを連れて来て見てもらいます。メスが気に入れば、そこで交渉成立。卵を産んで育てます。でも、メスはなかなか気難しくて、OKを出してくれないこともしばしばあります。可哀相に頑張ってオスが作った巣は無駄になってしまうのかな? と思っていると、ちゃっかり物のフィンチなどは、この出来上がった巣をしっかりと貰って、巣を作る作業をスキップして子育てを始めるのです。

そんな自然界の営みを毎年興味深く見ているのですが、今年は我が家のデッキの外灯にロビンが巣を作ってしまいました。人間にとっては不便なのですが、せっかく作った巣を取り払ってしまうのは気の毒で、そのままにしています。果たして、ここで子育てしてくれるのか? 楽しみでもあります。

人間たちはというと、秋にしっかり枯れ葉掃除をしたにもかかわらず、冬の間の強風でしっかりと庭の低木の下にはたくさんの枯れ葉が溜まっています。雪をかぶっていたので濡れて水分を含んでいる枯れ葉を丁寧に取り除く作業が最初です。次には、ウッドチップを低木や花壇の周りに敷き詰めていきます。見た目を美しくすることと草がなるべく生えない様にする、またそのウッドチップが順番に土になっていく時には肥料にもなるという利点があるために、せっせとこの作業をするのがこの時期の庭仕事です。

雨が多く降って、太陽が照れば、芝が伸びてきます。この芝の手入れも晩春から初秋までの間の大切なアメリカ男性のお仕事、ときまっているようです。アメリカは男女の差がなくて、なんでも男女平等にするのですが、何故かアメリカではこの芝生の手入れとBBQは男性の仕事、というのが定番です。

梅雨の時期がある日本では、こんな庭の作業は梅雨の前に済ませていることでしょうか。庭の花、或いはベランダで育てている草木が花を付けて綺麗に咲いてくれるのは本当に嬉しいですね。

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2024年06月11日

【From America】「女性ならではのがん検診」

アメリカのウインドゲイト緑です。

皆さんは定期的にがん検診を受けていますか? 仕事が忙しくてそんな暇はない、と後回しにしている人も多いことと思います。それは洋の東西を問わず皆同じで、仕事を優先していると、なかなかお神輿があがらないですよね。アメリカでは特に女性ならではの子宮がん検診と乳がんのマンモグラフィーは受ける人が少ないので、何とかその受診率を上げたい、と必死になっています。

今回取り上げるのは、二つの受診率を上げるアイデアについてです。
先ずは、子宮がん検診ですが、これは女性が女性の医師にお願いしても、やはり恥ずかしいと思ってしまう検診ですね。先日TVのニュースで報道していたのは、自宅でしかも自分一人で出来る検査キットが出来た、というニュースです。これなら、自分の好きな時に一人で安心して検査できます。画期的ですね。これで、子宮がん検診の受診率が上がると良いと思います。

女性がん検診次は乳がんのマンモグラフィーですが、検査方法が乳房をぎゅーと押されて痛い、という声も多く聞かれます。痛さをこらえることが出来る度合いは人によって違います。痛いけどいちょっとの間だし、平気よ。という人も居れば、痛くて耐えられない、という人もいます。こちらはやはり機械がないと出来ないので、自宅で、というわけにはいきません。そこで、自分磨きには余念がない女性を対象に、マンモグラフィー検査に来たら、併設されているネールサロンでマニュキアが出来ます。というオマケを付けることにしたそうです。その名も マンモグラフィーとグラマーラスという言葉を組み合わせて、「グラモグラフィー」と名付けました。

これらの新しいアイデアで、女性がもっと積極的に検査を受けてくれるとよいですね。

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2024年06月04日

【From America】「コネチカット州はピザの州」

アメリカのウインドゲイト緑です。

ピザは世界中の人が大好きな食べ物ですね。日本の皆さんもピザは大好きだと思います。
ご存知のようにピザは元々イタリア料理でした。所が、アメリカ合衆国にたくさんのイタリアからの移民が来て、ピザを広め、今ではピザはアメリカを代表する食べ物に発展しました。これは日本のラーメンの発展にとても良く似ていますね。元々は中国料理のラーメンが日本で進化を遂げて、今ではラーメンが日本を代表する食べ物になりました。

さて、日本ではどこがラーメンの発祥の地、という議論はされていなくて、様々な地域の様々なラーメンが特徴を持って競い合っている、という感じです。スープにこだわって、豚骨ラーメン、醤油ラーメン、塩ラーメンなどで変化を付ける、或いは、麺にこだわって、細い麺、太い麺、チリチリとカールした麺、など色々です。どれが好きかというのは個人の好みで決めることで、皆さんもそれぞれ個人的にこだわりがあるのではないでしょうか。

一方、アメリカのピザには大きく分けて、NYスタイルのピザ(ピザ生地が薄いものにトッピングが乗っている)とシカゴスタイルのピザ(デイープ・ピザとも呼ばれる厚みがあってトッピングも大量の分厚いピザ)があります。世界中の人々が知っているのはNYスタイルのピザは生地が薄いものですね。日本の皆さんもこれがアメリカのピザと思っていることでしょう。

このピザの発祥がどこであるか? というのはNYマンハッタンにあるリトルイタリーという説とコネチカット州ニューヘイブン(イエール大学がある街)という説があり、どちらも譲らないまま競い合っています。
コネチカット州のピザ職人がチャーター機でワシントンDCまで出向き、2024年5月22日(水曜日)に、ワシントンDCの米国連邦議会の議事録に「ニューヘイブンは全米でベストのピザである」と宣言して記録を残した、という事がニュースになりました。これにより「コネチカット州はピザの州」というのが公に認められた、と言っています。

CT pizzaアメリカと聞いた時に日本人の皆さんは即座に、フロリダのオレンジ、とかアイダホのポテト、というように特産物というかその地域のイメージが湧きますよね。これに加えて、「コネチカットと言えばピザ」といいうイメージを持って貰いたい、という事だと思います。
以前にもご紹介しましたが、ニューヘイブン独特のピザはイタリアのナポリからの移民が始めたもので、海岸に近いことから手に入れやすいアサリを使っていて、ソースはホワイトソースです。それから発生して、勿論赤いトマトのピザソースに様々なトッピングを乗せるピザが人気になりました。その名も「アピッザ」というナポリ独特の呼び方だったものが、現在では「ピザ」となった、という事です。長くて深い歴史がありますね。

アメリカのピザ発祥の場所はどこか?という議論は今後も続くと思いますが、夏休みにNY地方に旅行をするご予定があるようでしたら、ピザの食べ比べも旅の一つのイベントとして楽しいと思います。

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