【これ なあ〜に?】
2014年06月24日
2013年10月01日
【これなあ〜に】「そうめん・かぼちゃ」

先ずは写真をご覧ください。なにやら黄色いフットボールのようなものが写っていますね。これは「スパゲッテイー・スクワッシュ」と呼ばれるもので、アメリカのスーパーマーケットでは良くみかける「かぼちゃ」の仲間の野菜です。
どうしてこんな名前になったのでしょうか? それは熱を加えて調理すると、中の実の部分がポロポロと筋のようになってほぐれてきて、その姿がスパゲッテイーを思わせる形になるからなのです。ちなみに、日本では「そうめん・かぼちゃ」と呼ぶそうです。

それで、しばらく遠ざかっていたのですが、今回は、よーし。別の調理方法に挑戦、とばかりに 再度 このスパゲッテイー・スクワッシュを購入しました。同じ方法で準備をしましたが、フォークでひっかいて取れた実は日本のかぼちゃを思い出すようなちょっと甘い味がします。今回はこれを日本風に、桜海老や玉ねぎを混ぜてかき揚げにしました。実に美味しい! これなら何回でも我が家の食卓に登場できます。更に、酢の物、和え物、など和風料理に変身させると、スパゲッテイー・スクワッシュはいろいろなものに美味しく使えることを発見しました。
私は日本の八百屋さんでみかけたことが無いのですが、もし、日本でスパゲッテイー・スクワッシュに出会うことがありましたら、是非ともお試しください。
2013年09月10日
【これ なあ〜に?】「レタス」

日米どちらでも、野菜を出来るだけ長持ちさせる保存法がいろいろ紹介されています。日本では新聞紙で包んで、、、、という方法が様々な野菜の保存法に登場します。新聞紙はどこのお宅にもある身近なものですから、お金がかかりません。アメリカでは「このプラスチックの袋にいれておくと 野菜や果物が長持ちします」というコマーシャルが多く、主婦の購買意欲をそそっています。
レタスを長持ちさせる方法として、アメリカではずっと前から「芯をくり抜く」方法が紹介されていました。しかし、私はどうもそれを信用することが出来ず、長年レタスをそのまま冷蔵庫で保存していました。しかし、あるとき我が家の台所で眠っているプラスチック保存容器の大手であるタッパウエアーの「レタス容器」を思い出しました。騙されたと思ってやってみよう。
先ず、買ってきたばかりの新しいレタスの芯をキッチンのカウンターに叩きつけます(?) すると、芯はポロリと取れます。レタスは芯から傷んでくるといわれているそうです。そして、その芯の抜けたレタスを写真にある尖った部分に差し込んで、レタスがゴロゴロしないように安定させて、タッパウエアーのレタス専用容器で冷蔵保存します。20年間も我が家のキッチンで眠っていた容器が復活しました。果たして、レタスの保存期間は延びたのでしょうか?
あら、不思議! 本当に今までよりレタスが長持ちします。あの「芯をくり抜く」方法はやはり本当だったのですね。日本の皆さんは、このタッパウエアーのレタス容器がなくても、レタスの芯をくり抜く方法、さらにその穴に濡れたキッチン・ペーパーを詰めて、普通のビニール袋で冷蔵保存するだけでも、充分に同じ効果があるそうですから 是非ともお試しください。
2013年08月27日
【これ なあ〜に】「アーテイチョーク」

日本には日本独特の食材がいろいろありますが、アメリカで見かける食材の中に珍しいものがあるので ご紹介しましょう。
写真にあるのは「アーテイチョーク」と呼ばれるもので、日本名は「朝鮮あざみ」というそうです。そういわれてみれば、日本でみかける紫色のあざみの花が咲いた後に種ができるとこんな形をしていたなあ、と思いませんか? サイズは大きめのソフトボールくらいでしょうか? 色はグリーンですが、茹でるか蒸すかのどちらかの方法で調理するとグリーンの色がちょっと茶色っぽく変化します。
一体 これのどこを食べるのでしょうか? 一番美味しいとされているのは花芯の部分です。周囲の花弁のようなところを、竹の子の皮をむくような感じでどんどん剥いて行きます。やがて花芯の部分が出てきますので 半分に切ります。ヒゲのようなポワポワした部分を取り除き、残りの部分を食べます。また、周囲の花弁のようなところも 歯でしごいて内側にある少しの果肉部分を食べるのも通の食べ方です。どちらの部分も 溶かしバターにレモン汁をたらしたソースにデイップして食べるのがスタンダードな食べ方とされています。
アーテイチョークってどんな味ですか?と聞かれると、ちょっとアスパラガスに似たような、カリフラワーとかソラマメとかちょっと栗のようでもある独特な味、としか表現できませんが、この独特の味が大好き! という人が大勢いるようです。
生を買って自分で茹でたり蒸したりしなくても、調理済みのものがスーパーなどで売られていますので 手抜きをしたい時には便利です。酢漬けになったもののビン詰めはアペタイザーとして使うのに実に便利です。サラダに混ぜても良いですね。茹でたアーテイチョークの缶詰もあり、これを利用して私はデイップを作ったりします。
日本で簡単に手に入る食材ではないでしょうが、出会うことがあったらぜひ一度お試しいただきたい食べ物です。
2013年08月13日
【これ なあ〜に?】「クロナッツ」

今、アメリカのニューヨーク・シテイーで大人気、行列の出来るお店で売っているものですが、この写真を見て、何だかわかりますか? 見た目はドーナッツみたいですが、、、、。
名前を聞いたら、ちょっと想像がつくかも知れません。
「クロナッツ」??? さて、これは何でしょう?
日本の皆さんにも「ドーナッツ」という言葉はお馴染みですね。
後半の「ナッツ」という部分が同じなのに 最初の「ドー」の部分が「クロ」になっているところに秘密がありそう、、、、、。
これはパンの一種であるクロワッサンの生地を使って、ドーナッツのように真ん中に穴が開いた形にして油で揚げているので、「クロワッサン」と「ドーナッツ」の合成語で「クロナッツ」となったわけです。正にアメリカで生まれた「新語」ですね。
クロワッサンはたくさんの層から出来ている生地ですから それを揚げるとサクサクの軽い歯ざわり。それに甘いクリームや果物のジャム、お砂糖がついているのですから、美味しいに決まっています。
日本でも食べてみたい! と思っている方がたくさんいることでしょう。
早く日本にも上陸すると良いですね。きっと長い行列が出来ることでしょう。