2025年05月27日

【From America】「アメリカの今 ラスベガス版」

アメリカのウインドゲイト緑です。

トランプ大統領が就任して以来、予期せぬ発表が続々と出てくるので、世界中の経済が混乱している状態です。日本の皆さんからは、「アメリカに住んでいてどんな実感ですか?」と質問されることが多々あります。特に関税のことが話題ですから、物価に直接影響があるのではないか? と思っていると思いますが、実は私の周りに限っては未だ影響が出ていない、という感じです。というのも、物価はとても高い状態が以前から続いているので、トランプ大統領の鶴の一声で急に物価が上がって大変だ、という実感はありません。

日本はゴールデンウイークが終わって、日本全体がやっと平常に戻ったところだと思います。皆さんはどんな連休をお過ごしになられましたか? 国内旅行、海外旅行、日帰り旅行、泊りがけ旅行、帰省、或いは混雑を避けてお家で過ごす、など様々な過ごし方があったと思います。
私は久しぶりにラスベガスのカジノ街の中心であるストリップに出かけてみました。以前なら、ひとたびストリップに出て歩いてみれば、あちこちで日本語はだけでなく様々な外国の言葉が飛び交い、その声が耳に飛び込んでくるのが普通でした。所が、今回私が気付いたのは、この外国からの旅行客が少なくなった、という事です。これは全く個人的な感想で、きちんとしたデータに基づいたことではないのですが、私の第一印象です。日本人のアメリカ西海岸への旅行は大谷選手のいるロサンゼルスに集中して、ラスベガスまで足を延ばさなかっただけかもしれませんね。

LVそれに比べて、カジノホテルには様々なコンベンション参加のアメリカ人が多かったのが印象的でした。あちこちのホテルの会合の看板を見ると「AI」関連の集まりが実に多かったことです。アメリカがAIに力を入れ、草の根レベルでAIをもっとビジネスに取り入れて行こう、という傾向であろう、と思いました。

更には、以前は話題になったミラージュ・カジノホテルの火山噴火のパフォーマンスは姿を消して、その跡地にはハードロック・カフェ・カジノホテルが移動してくるようです。2028年完成の野球場も建設が計画されており、ラスベガスの建築も勢いを失っていません。

これからもアメリカ経済の動向から目が離せませんね。

aokijuku at 00:30│コメント(0)

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
月別の記事一覧
最新コメント