2024年07月27日

ビュッケブルグ歳時記 325

ドイツに US Raketen を置く


 歳時記324で世界中に平和が行き渡ることを願ったのですが、現実ではその反対になっているのが現状のような記事を読みましたので、お知らせしてみます。


* 2026年から Marschflugkoerper=巡航ミサイル Tomahawk、SM_6_防空 ロケットなどの超音速武器をドイツに置くことで、ヨーロッパ全域をロシアからの攻撃から守るという提案が NATO で決められた。

* これはもちろん今はウクライナ占領を目的としているロシアの意向が拡大してヨーロッパ全体を攻撃する場合に対しての予備政策である。

* このような政策はある種の威嚇である。

* ショルツ首相はドイツでは ”平和首相” と考えられてきたのだが、この戦策後は東だけではなく西ドイツの国民をも説得しなければならない難しい立場に立つことになろう。

* この状態を、昔の”冷たい戦争”と言われていた状態に戻ったのかという意見も聞こえるが、今回ロシアのウクライナに対しての戦争仕掛けはまるで野獣のような形なので、これを阻止するためにはこのような形ちを取らざるを得ない方法と思われる。

* どのような武器をドイツに置くことになるのかは次のとうりである。主として核兵器で、今までは軍隊を強くするための戦車やその他の武器を意味していて、これ等の武器は戦争をしている国における武器を意味していたが、今回のアメリカからの支持は武器の置き場を戦場ではないドイツにすることで、そこに置かれる武器の機能はより一層正確が必要なわけである。

* そのような兵器を Hyperschallwaffe(極超音速武器)というのかとの問いへの答えは Black Eagle とは3000Km を高速で飛び、目的物を破壊することのできる特別武器との答えあり。

* このほかにドイツに取り付けられるのは TomahawkーMarchーflugkoerper である。この兵器は既に成績が証明されている武器で、陸からでも潜水艦からも発砲できる。ということはモスクワもぺータースブルグもドイツから発砲可能という武器を示す。

* 「アメリカがこのような武器の置き場をドイツと決めた理由は?」との問いには、戦争が始まる前にロシアでも可能性を考えていた思われるし、またドイツの2都市、Ramstein と Spangdahlem に既に米国の航空軍隊が駐在して居ることが理由と思われる。


 ウクライナ戦争が始まってからは本当に人間の本性が信じられないように思われます。キリスト教が国教のこの国でも戦争の話でいっぱいの旧約聖書を否定する人も多くなっているということも耳に入る今日この頃です。

aokijuku at 00:30│コメント(0)

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