2023年11月25日

ビュッケブルグ歳時記 309

来年の国家予算決定を定かにできない今のドイツ


 ドイツ政府は、来週、2024年の国家予算を決める予定になっていたのですが、15日に連邦憲法裁判所から「Ampel連合党は2021年の追加予算の件で基本法則に違反した」との判決がおりたため、12月1日に予定されていた国家予算計画日を不定期間延期すると発表しました。


 国家予算が立たないことはこの国の未来に大きな損害 が予想されています。

 それはさておき、今回は原因となった追加予算に関する裁判がどのような裁判でそれに続く判決がどのようなものであったかをお伝えしてみます。


* 2021年の予算計画で、コロナ・パンデミーの終局対策として60Milliarde が許可されたが、この金額は使われずにおいてあった。
 それをAmpel 連合党は今年の国家予算に入れて KlimafondsとかTransformationsfonds とかに使っていた。

* このAmpel 連合党の予算の扱い方には扱い方だけではなく多々、不当な点がある。
1、上記のKlimafonds に使う理由が明確ではない。
2、Ampel 連合党は、地球温暖化を防御する政治はその国の企業の好転にも関係すると言っているが、これだけの説明ではなんの役にも立たない。


 このようなことはさておき、規則に背いている第一は、前期のための予算を今期に回すことは不法であるということです。
 このことを2022年に野党のCDU /CSUが告訴して、Ampel連合党の前期の予算についての扱い方が正しくなかったことが、2024年の国家予算を決議する今になって判明したというわけです。

 そして2023年11月15日に、連邦憲法裁判所が「Ampel連合党の追加予算の扱い方は違憲である」との判決を下したのです。


 そしてこの判決の結果は、大きな経済的負担となってAmpel連合のこれからの経済問題となっているわけです。使えなくなった60Milliarde をどのようにして補うかです。
 それだけならまだいいが、経営企業界を 活発にするための 200Milliarden ー fonds も忘れてはならないことである、とも言われています。


 そして一方では E-稼働性、水素化学者、地方団体における暖房方式などへの費用は節約されるのでこの面では発展も進歩も期待できないとの失望の声も大きく聞こえる今のドイツです。

aokijuku at 00:30│コメント(0)

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
月別の記事一覧
最新コメント