2023年02月25日
ビュッケブルグ歳時記 291
近頃のウクライナ戦争
ウクライナ戦争が始まってから既に1年が経った今も、終戦にはほど遠い戦況を毎日聞くことは本当に残念なことです。
第二時世界大戦のあと70数年を戦争なしで過ごしてきた西側の世界各国が、平和な世界の様子を子供達に伝えることができなくなったということを考えると、わたしのような一般市民でも大きな責任を感じます。
ここで、この国が70数年の平和な時代を守るために作った機構の中の一つ Munich Security Conferenz(=ミュンへン安全保障会議)をご紹介したいと思います。
この会議は1963年に、Eward-Heinrich Kleist Schwenzin によって作られたもので、毎年2月にミュンヘンで、軍事、経済の専門家が集まってそれぞれの国の安全性などにについて議論するという、現在では世界最大の会議だということです。
焦点はヨーロッパであっても、活動は世界が目的となっており、経済的、生態的、人道的な次元を保って問題を考えることが志されているということです。
この会議が59回目として、先週の2月17日から19日までミュンヘンで行われていたのです。
主席していたのはドイツ首相Scholz, 米國副大統領Kamala Harris, Selensky, Macron, Von der Layen, Baerbock(ドイツの外務大臣), Duda, Pistorius ( ドイツの新軍事大臣)、Wang Yi. など。
このような内容をもって行われていた ”ミュンヘン安全保障会議” にはある時期にはロシアの外務大臣だけでなく、プーチン首相も出入りをしていたことがあったそうですが、その情景が今では悪夢のようにな情景になってしまったということです。結果として悪夢がウクライナ戦争になったということだと思います。
EU 党首 von der Leyen や、Nato 常任書記は、「今回の戦争は、プーチンが我々の目標とするヨーロッパとは違うヨーロッパを持ちたいという独占的なことから ”我々の存在価値”を否定する目的で仕掛けた戦争”として、この戦争を放り出すことはできない」との意見を言って、ウクライナ援助に力を入れているのかもしれません。
彼は我々の存在価値を真っ向から否定している、として対抗しているわけで、西ヨーロッパ人たちの生き甲斐を守るための戦争をしているといっても良いと思われます。
この意見に続いてノルウエイ首相が「今ヨーロッパに起こっていることが、次にはアジアに起こるかもしれない」との意見を発表したことが、現実になったようなのが、中国からの、外交関係人 Wang Xi の突然の出席です。前触れもなく、はっきりした目的を発表したわけでもない出席をどう解釈しよいかわからないというのが実情のように思われます。
これは、ミュンヘン会議出席の目的も定かでない上に、次の訪問先がモスクワで、プーチン訪問ということを知らされた時、西側の諸国は、Wang Yiの出席の意味がますますわからなくなったような感じです。
モスクワでのプーチンと外国関係者との会談には大きな長い楕円形のテーブルが用いられるのが常ですが、Wang Yi とは小さなテーブルが用いられていたことが、TVで知らされたことがわかっただけが結果として残っただけでした。
このような、なんとなくわからない情景にさらされているのがこの頃のドイツです。
ウクライナ戦争が始まってから既に1年が経った今も、終戦にはほど遠い戦況を毎日聞くことは本当に残念なことです。
第二時世界大戦のあと70数年を戦争なしで過ごしてきた西側の世界各国が、平和な世界の様子を子供達に伝えることができなくなったということを考えると、わたしのような一般市民でも大きな責任を感じます。
ここで、この国が70数年の平和な時代を守るために作った機構の中の一つ Munich Security Conferenz(=ミュンへン安全保障会議)をご紹介したいと思います。
この会議は1963年に、Eward-Heinrich Kleist Schwenzin によって作られたもので、毎年2月にミュンヘンで、軍事、経済の専門家が集まってそれぞれの国の安全性などにについて議論するという、現在では世界最大の会議だということです。
焦点はヨーロッパであっても、活動は世界が目的となっており、経済的、生態的、人道的な次元を保って問題を考えることが志されているということです。
この会議が59回目として、先週の2月17日から19日までミュンヘンで行われていたのです。
主席していたのはドイツ首相Scholz, 米國副大統領Kamala Harris, Selensky, Macron, Von der Layen, Baerbock(ドイツの外務大臣), Duda, Pistorius ( ドイツの新軍事大臣)、Wang Yi. など。
このような内容をもって行われていた ”ミュンヘン安全保障会議” にはある時期にはロシアの外務大臣だけでなく、プーチン首相も出入りをしていたことがあったそうですが、その情景が今では悪夢のようにな情景になってしまったということです。結果として悪夢がウクライナ戦争になったということだと思います。
EU 党首 von der Leyen や、Nato 常任書記は、「今回の戦争は、プーチンが我々の目標とするヨーロッパとは違うヨーロッパを持ちたいという独占的なことから ”我々の存在価値”を否定する目的で仕掛けた戦争”として、この戦争を放り出すことはできない」との意見を言って、ウクライナ援助に力を入れているのかもしれません。
彼は我々の存在価値を真っ向から否定している、として対抗しているわけで、西ヨーロッパ人たちの生き甲斐を守るための戦争をしているといっても良いと思われます。
この意見に続いてノルウエイ首相が「今ヨーロッパに起こっていることが、次にはアジアに起こるかもしれない」との意見を発表したことが、現実になったようなのが、中国からの、外交関係人 Wang Xi の突然の出席です。前触れもなく、はっきりした目的を発表したわけでもない出席をどう解釈しよいかわからないというのが実情のように思われます。
これは、ミュンヘン会議出席の目的も定かでない上に、次の訪問先がモスクワで、プーチン訪問ということを知らされた時、西側の諸国は、Wang Yiの出席の意味がますますわからなくなったような感じです。
モスクワでのプーチンと外国関係者との会談には大きな長い楕円形のテーブルが用いられるのが常ですが、Wang Yi とは小さなテーブルが用いられていたことが、TVで知らされたことがわかっただけが結果として残っただけでした。
このような、なんとなくわからない情景にさらされているのがこの頃のドイツです。
aokijuku at 00:30│コメント(0)│