2023年01月17日
【From America】「嵐による停電」
アメリカのウインドゲイト緑です。
この冬は日本でもアメリカでも大雪が降ってたくさんの被害が出たことはTVのニュースで皆さんご存知です。
私達の生活は便利なことに慣れてしまっていますが、一旦 それが失われると本当にその有難さがわかります。
アメリカ東海岸もクリスマスの直前に猛烈な寒波が来て、大雪が降ったところもあれば、雪が降らないものの風が強くて停電になってしまい、摂氏マイナス15度にもなって本当に困りました。
現代の生活は本当に電気に頼っているものが多くて、電気がないことにはどうにも生活が出来ないことになります。先ず、暖房が使えないので寒くてこまります。アメリカの暖房は殆どが重油のタンクを地下に置いていてそれを燃やして温水を家全体に回して室内を温めます。特にカントリーライフの場合には、水道が引かれていない井戸水生活が多いので、これまたポンプで水を汲みあげますから、電気がないとトイレの水洗につかう水がなくなります。勿論シャワーも使えません。冷蔵庫や冷凍庫の中の食料品が痛んできます。携帯電話は近くのタワーに電気がいかなくなると使えません。ケーブルTVなどを使ってインターネット接続をしているので、電気がないとネットにもつながりません。全く孤立した状態になってしまうわけです。
今回は寒波が来て、外気温は摂氏マイナス15度。アメリカ映画で良く見かける暖炉ですが、実は見た目には暖かそうに見えますが、暖炉にくべた木を燃やすには酸素が必要です。そして換気のために煙突があるので、実際には暖炉の側にいると暖かく感じますが、家の中の温かい空気はどんどん煙突から逃げて行ってしまう、ということになってしまうので、実用的ではない、という結果になります。
私達は、いつ復旧するか分からないので一先ずホテルに避難して無事でした。お陰様で今回は24時間で復旧したのですが 2年くらい前の停電は復旧に8日間もかかりました。冷蔵庫や冷凍庫の食料をクーラーに入れてデッキに置いて外気とスーパーから買ってきた氷を中に詰め込んで何とか食料を破棄することなく済みましたが、これが長く続いたらどうなっていたか?と思います。アメリカの場合、雪が停電の直接の原因になることは少なくて、むしろ大雪のために木が倒れて電線を切ってしまうことが主な原因のように思われます。電線が地下ケーブルならそんなことにはならないのですが、予算の関係で今でも殆どの場所は電柱を使って電線を張り巡らせて電気を供給しています。
日本では今回の大雪で死者も出たとアメリカのTVのニュースでも報道がありました。本当に自然災害はどうにもならないことですが、毎日当たり前に使っている電気に感謝の念を抱く良いきっかけになりました。
この冬は日本でもアメリカでも大雪が降ってたくさんの被害が出たことはTVのニュースで皆さんご存知です。
私達の生活は便利なことに慣れてしまっていますが、一旦 それが失われると本当にその有難さがわかります。

現代の生活は本当に電気に頼っているものが多くて、電気がないことにはどうにも生活が出来ないことになります。先ず、暖房が使えないので寒くてこまります。アメリカの暖房は殆どが重油のタンクを地下に置いていてそれを燃やして温水を家全体に回して室内を温めます。特にカントリーライフの場合には、水道が引かれていない井戸水生活が多いので、これまたポンプで水を汲みあげますから、電気がないとトイレの水洗につかう水がなくなります。勿論シャワーも使えません。冷蔵庫や冷凍庫の中の食料品が痛んできます。携帯電話は近くのタワーに電気がいかなくなると使えません。ケーブルTVなどを使ってインターネット接続をしているので、電気がないとネットにもつながりません。全く孤立した状態になってしまうわけです。
今回は寒波が来て、外気温は摂氏マイナス15度。アメリカ映画で良く見かける暖炉ですが、実は見た目には暖かそうに見えますが、暖炉にくべた木を燃やすには酸素が必要です。そして換気のために煙突があるので、実際には暖炉の側にいると暖かく感じますが、家の中の温かい空気はどんどん煙突から逃げて行ってしまう、ということになってしまうので、実用的ではない、という結果になります。

日本では今回の大雪で死者も出たとアメリカのTVのニュースでも報道がありました。本当に自然災害はどうにもならないことですが、毎日当たり前に使っている電気に感謝の念を抱く良いきっかけになりました。
aokijuku at 00:30│コメント(0)│