2022年08月23日
【From America】「相続のお話」
アメリカのウインドゲイト緑です。
日本は旧のお盆で夏休みの時期ですね。亡くなった先祖の魂が毎年帰ってくるという考え方は本当に素晴らしい、と日本を離れてみて改めて感じることです。
さて、今年ご家族を亡くされた方々はこの夏が始めてのお盆、新盆を迎えられることでしょう。悲しんでいる暇もなく相続の手続きでお忙しいことと思います。今回は日米の相続のルールの違いを比べてみたいと思います。
先ず、相続税の払い方が日米で全く違います。日本は相続する人、つまり貰う人が相続税を支払うのですが、アメリカは亡くなった人、つまり上げる人が相続税を支払うので、受け取る人はただ貰えば良いのです。(実に楽ですね)しかも、アメリカ人同士の夫婦の場合、ご主人が亡くなった時には全く無税で奥さんに全財産が行きます。そして、その奥さんが亡くなった場合には子供達に行くわけですが、その時の相続税を支払う限度というのは11ミリオンドルという高額な資産を相続する人たちの世界で、我々一般人には縁の無い話になります。ちなみに1ミリオンドルっていくらでしょう? 為替相場は変動するので簡単に1ドル100円計算ですと1億円。つまり相続税を支払わなければならないのは相続財産が11億円以上ということになります。
これはトランプ政権時代に決まったことなので、永遠に続くわけではなく期限付きの話で政治が変われば変わるのですが、なんともスケールが大きいのにびっくりします。
日本は旧のお盆で夏休みの時期ですね。亡くなった先祖の魂が毎年帰ってくるという考え方は本当に素晴らしい、と日本を離れてみて改めて感じることです。
さて、今年ご家族を亡くされた方々はこの夏が始めてのお盆、新盆を迎えられることでしょう。悲しんでいる暇もなく相続の手続きでお忙しいことと思います。今回は日米の相続のルールの違いを比べてみたいと思います。
先ず、相続税の払い方が日米で全く違います。日本は相続する人、つまり貰う人が相続税を支払うのですが、アメリカは亡くなった人、つまり上げる人が相続税を支払うので、受け取る人はただ貰えば良いのです。(実に楽ですね)しかも、アメリカ人同士の夫婦の場合、ご主人が亡くなった時には全く無税で奥さんに全財産が行きます。そして、その奥さんが亡くなった場合には子供達に行くわけですが、その時の相続税を支払う限度というのは11ミリオンドルという高額な資産を相続する人たちの世界で、我々一般人には縁の無い話になります。ちなみに1ミリオンドルっていくらでしょう? 為替相場は変動するので簡単に1ドル100円計算ですと1億円。つまり相続税を支払わなければならないのは相続財産が11億円以上ということになります。
これはトランプ政権時代に決まったことなので、永遠に続くわけではなく期限付きの話で政治が変われば変わるのですが、なんともスケールが大きいのにびっくりします。
aokijuku at 00:30│コメント(0)│