2022年07月19日

【From America】「独立記念日の花火大会」

アメリカのウインドゲイト緑です。
7月4日の独立記念日にはお祝いのため毎年多くの場所で花火が打ち上げられます。今年はラスベガスのストリップで花火を見ました。丁度、7月4日が月曜日に当たったこともあり、次の日には会社に行かなければならない人たちのことも考えて早めに打ち上げる予定の場所が多かったようです。当初、各地の花火大会予定は夜の8時からの場所もあれば、8時半だったり、9時などの予定アナウンスがありました。8時はまだ明るい時間帯なので、花火はやはり暗い夜空に浮かんでこそ綺麗に見えるのになあ、と思っていましたら ストリップはやはり遅れ気味のスケジュールになり9時には空は真っ暗になりました。今年のストリップの花火打ち上げはシーザーズ・パレス・ホテルのみ、とのことでしたので目の前で花火を見ようと繰り出しましたが、暑くて暑くて熱中症になりそうになり頭痛がして目の前が暗くなってきて、慌ててクーラーの効いているカジノホテルに飛び込んで頭を冷やしたほどでした。

ストリップ花火花火の打ち上げはホテルの屋上から行われ、美しい花火を見ることが出来ました。しかし、その後の人の流れは想像以上で歩道を歩く人が多くて身動きがとれず正に高速道路での渋滞のようでした。アメリカではマスクをすることは自由になり、殆どの人がマスクをしていません。ストリップの歩道は満員の通勤電車の中と同じ状態になり、これでは屋外であってもコロナ感染のリスクはかなり高いだろうなあ、と感じて心配をしたほどでした。

アメリカではこの時期が夏休みであることも手伝って、飛行機は満席、ホテルも満室、カジノも大勢の人でごった返している感じです。今までバケーションを控えてきた人たちの気持ちを考えると「出かけたい」と思うのは当然なのですが、飛行機はキャンセルが沢山出て、乗り継ぎ便がキャンセルになったり遅延して間に合わなかったり、というお客さんが続出しています。パイロット不足が原因と報道しています。あちこちでビジネスは再開したのに人手が足りない、というオーナーさんがいます。ガソリンを初めとして様々なものの値段が上がっています。物価はどんどん上昇して人々の生活は苦しくなり、どうなるのか心配になります。

皆の気持ちが落ち込む中で一瞬でも現実を忘れて空に広がる花火の美しさやドカーンという音で気持ちが晴れる良い機会になったように感じました。


aokijuku at 00:30│コメント(0)

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