2021年10月19日

【From America】「ニューイングランドの紅葉」

アメリカのウインドゲイト緑です。

秋の風物詩といえば、何と言っても紅葉です。日本の四季を考えるとき、春の桜と秋の紅葉は人々の心を奮い立たせる美しさがあります。

日本の紅葉は木のサイズ、葉のサイズから分かるように実に繊細です。その細やかな美しさが日本人の心、考え方を表していると言っても過言ではないような「美」です。一方、アメリカの紅葉、特にニューイングランドの紅葉は木が大きく高くそびえている事と一枚一枚の葉が大きいことから、実に雄大な美しさといえると思います。そこにはアメリカ人の広い心、ダイナミックな考え方を表しているような気がします。

紅葉写真をご覧くださればお分かりと思いますが、日本の紅葉とは違うイメージがお分かりいただけるでしょうか? 
このような大きな木々の紅葉が見られるニューイングランドでは、何と日本のしだれモミジを庭に植える人が多いです。大きなメープルの木を見ているからこそ、小さくて繊細な葉のしだれモミジに心を奪われ、庭に植えるのかもしれません。しだれている小さな丸い形に惹かれるのかもしませんね。人間は身近にないものに魅力を感じるのですね。
それぞれの違いが有っても、洋の東西を問わず植物の美しさを愛でる心は変わらないといえると思います。

しだれもみじ
日本の皆さんも、是非とも今年の秋の紅葉を様々な形でお楽しみくださいね。



aokijuku at 00:30│コメント(0)

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