2021年05月18日

【From America】「ラスベガスの砂漠には害敵がいっぱい」

アメリカのウインドゲイト緑です。

5月に入り、ラスベガスはもう既に夏です。気温も35度にもなり、日本でいえば夏本番の暑さです。
一年中、雨は殆ど降らないので、アウトドアにはもってこいなのですが、この時期 ハイキングなどで気を付けなければいけないのが、ガラガラ蛇や毒クモです。

日本に住んでいれば、夏は蚊が問題です。ハエやゴキブリは一年中。と困りものが私達の生活を不快にさせますが、所変われば、害虫も色々種類が違ってきます。ラスベガスの生活で慣れなければいけないのが、スコーピオンです。スコーピオンと聞いて日本の皆さんは大きなスコーピオンを想像するかもしれませんが、家の中に入ってくるのは2−3センチの小さな肌色をしたスコーピオンです。しかし、刺されると毒は大きなものと変わらず、かなり痛いですし、アレルギー反応のある人は大事になることもあるようです。水を求めて、トイレや洗面所に良く現れます。上手に死んだふりをするのですが、油断大敵。決して手で触ってはいけないし、駆除のスプレーを探しに行っている間に、逃げてしまいます。もともとこの地に住んでいたところを人間達が侵略してきたのですから、スコーピオンたちにとっては迷惑な話だと思いますが、上手く共存しなければいけません。

ラスベガスの山庭仕事をしていて気をつけなければいけないのは、ブラックウイドーと呼ばれる毒蜘蛛です。良く土の中で見つかります。黒い体の真ん中に赤い印があり、これに刺されると病院で解毒の注射が必要と言われているので、要注意です。そして、もう一つ怖いのはガラガラ蛇です。滅多に住宅街には来ないといわれていますが、時々はTVのニュースで住宅の庭で見つかった、と報道されます。こちらも毒がありますから、要注意ですね。

日本と違って唯一良いことといえば、ラスベガスはとても乾燥しているので水たまりが出来ることはなく、どこもかしこもカラカラ。というわけで蚊がいないのです。庭で食事をする時や、窓やドアを開けたままにしても、外から蚊が入ってくるということはなく、とても快適です。

場所が変わると、我々の生活を不快にしたり、命に係わるようなことになったりする害敵ですが、上手に対処方法を考えて、上手く共存したいですね。


aokijuku at 00:30│コメント(0)

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