2021年01月26日
【From America】「コロナウイルスのワクチン」
アメリカのウインドゲイト緑です。
日本の皆さんは、各地で緊急事態宣言が出て大変な生活になっているようですね。感染が急に増えて心配が増す中で、ワクチン接種の可能性が目の前まで来ているという明るいニュースも聞かれます。
皆さんは、ワクチン接種が可能になったら、すぐに受けますか? それとも少し様子を見ることにしますか? アメリカでは日本に先駆けてワクチン接種が始まっています。国は、どのようにワクチン接種をするかはそれぞれの州に任せるとしています。私が現在居るコネチカット州では、エッセンシャル・ワーカーと呼ばれる方たち(医療関係者など)を一番にするのは勿論ですが、その次には老人になると言われていますが、年齢制限を設けて75歳以上を一番に、次に65−74歳以上にと段階的にする予定です。しかし、現実には知り合いの医療関係の人がクリスマスにはワクチンを接種できると言っていたのに、まだ遅れていて接種していない、という情報もあり、79歳の友人も申し込みはしたけれど、いつどこで接種できるのかは未だ分からない、という現状です。大勢の人が一気にワクチン接種が出来るように、と空港の滑走路を一時的にワクチン接種場所にして、ドライブスルー方式の施設が出来たとTVのニュースで報道しています。全国的にも、デイズニーランドが接種場所を提供、全国展開のスターバックス、ウーバーは無料でワクチンの配達をするなど、様々な企業もワクチン接種が広まるように応援を申し出ているというニュースは嬉しい情報ですね。
一方で、ワクチン接種が可能になっても様々な理由ですぐには受けない、という人もいます。理由は、様子を見ないと副作用などが怖い。宗教的な理由。アレルギーがある。など様々でしょう。アメリカでは、大勢の人が集まるスーパーマーケットなどの経営者は「ワクチン接種が可能になったら、ぜひとも仕事に戻る前に接種するように。接種した人には2−4時間の時給を支払う、とか$200(約2万円)を支払うというインセンテイブを設ける。」と発表して、ワクチン接種を促しています。2万円を貰えるなら、嫌だけどワクチンを打つ、という人もいるでしょう。いや、自分の信念は曲げないから嫌だ、という人もいるでしょう。人それぞれに考え方があります。
日本もアメリカの後を追うようにワクチンの接種が始まると思います。皆さんはワクチン接種が可能になったらどうしますか? その日のために今から考えておく必要がありそうですね。
aokijuku at 00:30│コメント(0)│