2020年07月28日
【From America】「懐かしいブランドが消えてゆく」
アメリカのウインドゲイト緑です。
日本の皆さんもアメリカで起きたジョージ・フロイドさんの死をきっかけに、黒人の地位向上を掲げる動きが大きくなっています。人種差別が大きく浮き彫りになってきました。
アメリカでは、多くのブランドは「XXさんのパンケーキ」とか「○○さんのドレッシング」のように人の名前を付けてマーケッテイングすることが多いです。それが実在の人物の場合もあれば、架空のイメージだけの人の場合もあります。
今回の黒人の地位向上の動きをきっかけに、黒人の名前が付いている商品が消えていくそうです。誰の家の食料庫にもあると思われるのが 「Aunt Jemima」ブランドです。アメリカ人はパンケーキの朝ごはんが大好きです。このブランドは黒人の女性の顔が描かれており、料理上手のJemimaおばさんのパンケーキミックス、パンケーキにかけるシロップなどです。我が家でもいつも使っています。新しいパッケージ、新しい名前になっても味は変わらないでしょうが、なんだか寂しいです。
同じようなブランドに「Uncle Ben」のライスがあります。お米を主食にしないアメリカではお米はサイドデイッシュで、マッシュポテトやパスタの代わりがこのUncle Benのお米です。
馴染みのあるブランドがどんどん消えていくようです。親しみのあったパッケージが消えていくのは何となく悲しい気持ちです。
aokijuku at 00:30│コメント(0)│