2019年12月31日

【From America】「右側通行か? 左側通行か?」

アメリカのウインドゲイト緑です。

世界中を見回すと、右側通行の国、左側通行の国、と色々あり、慣れない時には車の運転がちょっと危険になることもありますね。私も日本とアメリカを往復しているので運転には気をつけています。

しかし、歩行者の場合は車と違って、信号も中央分離帯もありません。なんとなく人の流れに従って、というのが殆どの人がやっている行動ではないでしょうか? 郷に入っては郷に従え、という感じですよね。
しかし、これが混乱を招くこともあると思います。人間は皆、自分の国でやっていることを無意識のうちにやってしまうものです。

ugoku先日、ミネアポリスの空港で、こんな動く歩道を見つけました。
急ぐ人は、動く歩道に乗っていても歩きたい、一刻も早く乗り継ぎのゲートに行きたい。ここが最終目的地なら、のんびりと行きたいから、動く歩道に乗って楽に運んでもらいたい。人それぞれが違う希望を持っているのが空港です。
そこで、はっきりと「こちらは急ぐ人用に歩いてください」「こちらはのんびりと立ち止まっていれば、お運びしますよ」という二つのレーンを設けて、誰にでもわかるように表示されていました。なんと便利なことでしょう!
これなら、立ち止まっている人の間を縫って、乗り継ぎゲートに向かう人のストレスも緩和されると思いました。

日本は、車は左側通行ですが、歩行者はどちら側を歩くのが習慣になっているのでしょうか? オリンピックに向けて、世界中の人が集まるのですから、こんな表示は便利かもしれませんね。


今年1年、From Americaをお読み下さり、有難うございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

Happy New Year!



aokijuku at 00:30│コメント(0)

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
月別の記事一覧
最新コメント