2019年08月22日

ブログ19-34


村上信夫といえば、1939年に帝国ホテルの見習いとなり1996年専務取締役聡料理長を退任され料理顧問になりました。

戦争にまつわる銅鍋500個を疎開させた話について。

厨房に大量にある鍋はコックの命綱の一つで、特に銅鍋は熱の伝導率が極めて高く熱が全体に満遍なく、しかも穏やかに伝わるため、美味しいフランス料理に欠かせない 武器です。
疎開作戦を命じたのは料理長、石渡さん。日露戦争を経験したかれは料理人の勘で、これはまずいことになるとかんがえた、昭和16年の初め 戦争が本格的に始まると、あか鍋は絶対に没収され、二度と返って来ない、その前になんとかしよう、鍋を守るんだと鍋の引越しを命じた。

経験がいかに大切、べんきようになりますね。


aokijuku at 00:30│コメント(0)

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