2019年04月02日

【From America】「デー・ケアー・センター不足」

アメリカのウインドゲイト緑です。
4月に入り、新しい学校、新しい職場で新生活が始まりました。お母さんといつも一緒だった子供を初めて保育園や幼稚園に送っていって手を振る時の、お母さんの気持ちが痛いように分かりますね。

さて、日本の待機児童の問題は大きく取り上げられて、注目されています。アメリカではどうなのでしょう? 実は、アメリカでもデー・ケアー・センター不足で、仕方なく祖父母の力を借りなければならないこともある、ということを報道していました。勿論、地域によっての格差は大きく、保育園が足りない場所もある、ということのようです。

保育園不足アメリカ人は仕事の都合で、どんどん引っ越すことに抵抗がありません。地域を活性化したい、と思う場合には、先ず大きな企業を誘致します。仕事があれば、人が流入してその地域が潤う、という図式は誰でも理解出来ます。しかし、そこにデー・ケアーのサービスが十分に整っているということも大切な要因だとTVニュースのインタビューに答えていました。言葉を代えれば、地域を活性化させるには大手企業の誘致だけでは足りない、ということのようです。働き手が快適に安心して引っ越してきてくれる為には、デーケアーのサービスまで充実させる必要がある、と考えるべきだということのようです。

仕事があっても、その仕事を快適に出来る環境作りがないと、転職、引越しまでの決断は難しくなる、という現実を地元の役所が考え始める必要があるのですね。保育園問題は働くお母さんにとって、洋の東西を問わず大きな課題のようです。


aokijuku at 00:30│コメント(0)

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