2018年12月25日

【From America】「ウィッシュボーン」

アメリカのウインドゲイト緑です。
日本のクリスマスもかなり欧米化して、クリスマスには七面鳥ならぬ鳥の丸焼きを自宅で作りましょう、というご家庭も多くなってきたと思います。

1225日本の皆さんはウィッシュボーンという骨を知っていますか?
七面鳥や鶏の首の付け根にある、ローマ字のVを逆さまにしたような形の小さい骨です。アメリカでは、感謝祭やクリスマスに七面鳥を焼くと、その家の主であるお父さんが丸焼きの肉を切り分けて皆にふるまう習慣がありますが、その後で、子供達はこぞってこの骨を欲しがります。というのは、このVの字を逆さまにした骨を二人でひっぱり合い、つなぎ目が自分の方に付いてきたらその人の望み、つまりウィッシュが叶うというお遊びみたいなものです。日本で言うところの「願掛け」をして「おみくじ」を引いて、大吉が出たらラッキー!と喜ぶのに似ているでしょうか?

胸肉を切り分ける時には気をつけて、この骨をナイフで切ってしまわないようにして食事をし、肉が冷めてきたら手で探してみれば直ぐに見つかる骨ですから、今年のクリスマスに鳥の丸焼きを召し上がるのなら、ぜひとも探してみてください。ちょっとした余興にもなると思います。

皆さんの願いが叶いますように!

今年のブログは今回で最終になります。一年間 お読みくださり、有難うございました。来年もどうぞ宜しく御願い申し上げます。
皆様どうぞ良いお年をお迎えください。


aokijuku at 00:30│コメント(0)

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