2018年01月02日

【From America】「ショッピング・モールの盛り返し作戦」

体験型ショッピング01アメリカのウインドゲイト緑です。
日本の皆さん 明けましておめでとうございます。
今年も「From America」をよろしく御願い致します。

皆さんはどんなお正月をお過ごしでしょうか?
お正月の過ごし方として、初詣やお年始のご挨拶、旅行、ショッピング、など様々なプランがあると思います。日本では お正月の「初売り」とか「福袋」などショッピングの面で楽しいことが多いですね。

アメリカでは、年々インターネットでのショッピングの成長が目覚しく、一方では大手デパートやショッピング・モールが苦戦しています。ネットで買い物をすれば、時間が省け、店頭で自分の好みの品のサイズが無い、色が無い、という事情で品物が手に入らずがっかりして帰宅することも少ない。試着して決めることが多かった衣類も、サイズが合わなければ返品や交換も自由自在となれば、わざわざ混雑したデパートやモールに行かなくても自宅で買い物が出来る。というところに魅力を感じているようです。

その影響で、人の足が向かなくなってしまったデパートやモールでは巻き返し作戦ということで、「体験型のショッピング」を提供しようとしています。「体験型」とはどういうことなのでしょうか? 上記のように、品物を買うだけならインターネットで用が済む。ということになってしまったのですから、その場所に行かないと出来ない。そこに行けば買い物だけではなく、楽しい経験、体験が出来る、というところに魅力を発見してもらい、ぜひとも足を運んでもらおうということです。

体験型ショッピング02具体的には、エデイー・バワーの取り組みをご紹介しましょう。スポーツ用品やアウトドアのカジュアル衣類の販売で知名度を上げている会社です。冬には欠かせないダウンジャケット。ネットで見ても、暖房の効いた店内で試着しても、本当に極寒の場所でこのダウンジャケットを着て暖かいのか? というのはその商品を信用するしかない、ということになります。そこで、エデイー・バワーは極寒の部屋を用意して、「このダウンジャケットを着て、この部屋に入ってみてください」という『体験』を提供します。これは確かにその場所に行かないと体験できませんね。体験して暖かさを証明したダウンジャケットなら絶対の自信を持って買います。これで買えば返品は先ず無いでしょう。
また、様々な店舗がテナントとして入っているモールでは、大人から子供までが楽しめる各種イベントを開催して、買い物をする場所から「楽しい体験をする場所」へと変身しつつあります。とにかく、自宅でインターネットを使って買い物するお客様を店に呼び戻そう、というのが目的です。

日本もいずれ同じようなことが起こってくるのか? 分かりませんが、日本の「おもてなし」の心、店員さんの日本人ならではのきめ細やかなサービスがある限り、日本ではアメリカのようなことにはならない、と思っていますが、今後は若い消費者の動きを見守っていきたいですね。

今年もどうぞ宜しく御願い致します。

aokijuku at 00:00│コメント(0)

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