2017年12月19日
【From America】「飲酒と癌の関係」

いよいよ年末になり、忘年会、クリスマスそしてお正月と家族やお友達とお祝いをする機会が多くなりました。このような人が集まる食事の席ではアルコールはつき物です。あまりお酒を飲まない人も、「先ず 乾杯の一杯だけ」なんて理由をつけて、ついお酒に手が伸びますね。
さて、お酒好きの人にはがっかりの情報がアメリカのニュースででました。この時期に何だかムードを壊す内容で恐縮ですが、知っておくべきことだと思うのでお知らせします。

全てのがんの4%は飲酒に起因するという情報です。えー? 全ての癌? 少しのお酒は健康に良いと言っていたのはどうしたの? と疑問の声が聞こえてくるようなニュースですね。
しかし、調査によれば、大腸がんのリスクは、Moderate(中程度)の飲酒で17%。Heavy(多量)の飲酒では44%もリスクが上がるそうです。また、女性にとって気になる情報としては、乳がんですが、Light(軽い)飲酒で4%。Heavy(多量)の飲酒では61%もリスクが上がるそうです。
では、このModerate(中程度)の飲酒とはどの位なのでしょう?
女性ではワイン一杯。男性ではワイン2杯だそうです。
Heavy (多量)の飲酒とは、女性でワイン3杯。男性でワイン4杯だそうです。
思ったよりも飲酒の量は厳しい判定になりましたね。

何事もほどほどに、ということの警告と思ってこの情報を頭の片隅において頂き、年末の宴会にご参加くださいね。
aokijuku at 00:00│コメント(0)│