2016年11月22日

【From America】「ターダッキン」

アメリカのウインドゲイト緑です。

ターキーアメリカの国民的な大きなお祝いとして「サンクスギビング」があります。
11月の第四木曜日と決まっているので毎年日にちは変わりますが、今年は11月24日に当たります。サンクスギビングのお決まりのメニューは七面鳥(ターキー)です。この七面鳥料理は日本のおせち料理みたいなもので、その地方や家族のバックグランドによって少しずつ調理のやり方が違いますが、基本的にはアメリカ全土の人が七面鳥を食べます。

さて、ここで「ターダッキン」というものをご紹介しましょう。この言葉は合成語で「ターキー」(七面鳥)と「ダック」(ガチョウ)と「チキン」(鶏)の一部ずつを組み合わせたものです。そして、そのお肉とは正にこの3つが合わさったものなのです。一番大きいターキーを開いて、その中にダックを詰めます。更にそのダックの中に小さいチキンを詰めて、全部を縫い合わせて出来上がりです。(中にスタッフィングと呼ばれる詰め物をする場合が多いです) 外から見れば、ただの一羽のターキーなのですが、切ってみると中にはダックとチキンが詰まっている「一石三鳥」みたいな食べ物です。

発祥はアメリカのルイジアナ州であると云われていますが、最近ではアメリカ全土でこのターダッキンが流行ってきました。サンクスギビングのお決まりメニューはターキーですが、必ずしもアメリカ人全員がターキー好きとは限りません。うちは毎年ダックを焼いている。我が家はチキンの丸焼きで代用している。というお宅もあります。そんな皆さんの好みを満足させるのには、このターダッキンがオススメなのかもしれませんね。

テーブルに乗るお肉は千差万別ですが、アメリカ中で家族や友人が集まって感謝祭を祝うことは毎年同じなのでしょう。
Happy Thanksgiving!


aokijuku at 11:00│コメント(0)

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