2016年08月09日
【From America】「車の中に子供やペットを置き去りにしないこと」

ラスベガスの夏がとても暑いことは前にもお伝えしていますが 屋外に駐車した車の中の温度がどんなに早く上昇するかということは、意外に知らない人が多いようです。
ラスベガスでは毎年のように悲しいニュースが後を絶ちません。ちょっとだけだから大丈夫と思い、赤ちゃんを車に置き去りにして用事を足した。戻った時には、ぐったりしていて赤ちゃんは亡くなってしまった。というニュースです。
ラスベガスの気温は華氏110度(約摂氏43度)くらいの数字は夏ともなれば普通の温度です。
そんな状態の時に車を泊めて、エンジンを切り、エアコンのスイッチを切ってしまったとしましょう。車内の温度の変化はこんな具合です。5分後には125度(約摂氏52度)。10分後には138度(約摂氏59度)。そして30分を過ぎると145度以上(約摂氏63度)にもなってしまうそうです。そんな中でカーシートに乗せられた赤ちゃんが熱中症にならない筈がありません。ペットも同じことで、車内に置き去りにされた犬や猫も熱中症になり死んでしまうことになります。
暑さを甘くみてはいけないことをつくづく感じる車内温度のデータです。くれぐれも日本の皆さんも気をつけてくださいね。
aokijuku at 00:00│コメント(0)│