2016年06月14日
【From America】「障碍者も活躍」
アメリカのウインドゲイト緑です。
日本でも様々な障害をもっている人達が、出来る範囲で社会に進出している場面を見かけますが、それでもアメリカに比べるとまだまだという感じがします。
先日、私は定期健診のために血液検査をしました。アメリカでは多くの場合、お医者さんのところで血液を採るのではなく、外部のラボに行って血液を採ってもらうことが多いのです。
私が予約の時間に行くと、担当になった方は自分の名前の札を見せて自己紹介をして「私は耳が不自由です。あなたの唇を読みますから 私のほうを見て話してくださいね」と言いました。耳が不自由ということは、彼の話す言葉も聞き取りにくいですが、用は足ります。てきぱきと仕事をこなし、健常者と全く変わらないスピードで作業を終了してくれました。
私は帰る途中で、あの人は自分の障害をものともせず、はつらつと働いているけれどここまでの道のりは大変だったのだろう、と感慨深い思いになりました。
アメリカン・ドリームという言葉があります。お金がなくても、学歴がなくても、肌の色が何色であろうとも、努力次第で誰でも成功するチャンスがあるといわれているアメリカです。でも、競争が激しいことも事実です。障害者だからということで、ハードルを下げることはしないはずです。障害をもっている人は最初のスタートからハンデイを負っているわけですから 唇を読むことをマスターするのは大変だったであろう、と想像します。そこから初めて健常者と同じスタートラインに立ち、ラボ・テクニシャンとしての教育を受けることになります。
私はこの方のお蔭で沢山の勇気をもらった気がしました。日本でもこれからもっともっと障害を持った人がそれぞれの場所で活躍していってもらいたいと思いました。

先日、私は定期健診のために血液検査をしました。アメリカでは多くの場合、お医者さんのところで血液を採るのではなく、外部のラボに行って血液を採ってもらうことが多いのです。
私が予約の時間に行くと、担当になった方は自分の名前の札を見せて自己紹介をして「私は耳が不自由です。あなたの唇を読みますから 私のほうを見て話してくださいね」と言いました。耳が不自由ということは、彼の話す言葉も聞き取りにくいですが、用は足ります。てきぱきと仕事をこなし、健常者と全く変わらないスピードで作業を終了してくれました。
私は帰る途中で、あの人は自分の障害をものともせず、はつらつと働いているけれどここまでの道のりは大変だったのだろう、と感慨深い思いになりました。
アメリカン・ドリームという言葉があります。お金がなくても、学歴がなくても、肌の色が何色であろうとも、努力次第で誰でも成功するチャンスがあるといわれているアメリカです。でも、競争が激しいことも事実です。障害者だからということで、ハードルを下げることはしないはずです。障害をもっている人は最初のスタートからハンデイを負っているわけですから 唇を読むことをマスターするのは大変だったであろう、と想像します。そこから初めて健常者と同じスタートラインに立ち、ラボ・テクニシャンとしての教育を受けることになります。
私はこの方のお蔭で沢山の勇気をもらった気がしました。日本でもこれからもっともっと障害を持った人がそれぞれの場所で活躍していってもらいたいと思いました。
aokijuku at 00:00│コメント(0)│