2016年03月22日
【From America】「ポラロイドの復活」

皆さんは旅行に行く時に、わざわざカメラを持っていきますか? 携帯電話があればそれで何でも出来るからカメラなんて要らない、という若者が多いのではないでしょうか? 確かに携帯電話は便利ですし、素人でもとても良い写真が撮れるようになりました。
ところが「歴史は繰り返す」とか「ファッションは繰り返す」という言葉があるように、今 再びポラロイドの良さが認められつつあるそうです。
皆さんはポラロイドカメラを覚えているでしょうか? 当時はフイルムを入れたカメラで写真を撮って、それをカメラ屋さんに持参して現像をしてもらい、プリントする、というプロセスを経なければ写真を見ることが出来なかった時代に、撮ったその場ですぐに写真を見ることができる、というのは画期的でした。
今はフイルムを入れる必要がなくなり、デジタルで写真の出来栄えも撮影後すぐに確認できます。気に入った写真が取れるまで何枚でも写真を撮ることもできます。
自分の携帯に写真を保存して、友達と共有したり、見せて合ったり、携帯の壁紙に使ったり…と写真の活用の幅が広がったことは事実です。しかし、思い出に残る写真はちゃんとプリントして額に入れて飾りたい、という使い道はいつになっても消え去ることはないでしょう。
そこで再び脚光を浴びたのはポラロイドなのです。デジカメで撮った写真を確認、気に入った写真はすぐその場でプリントできる。パーテイーなど人の集まる場所で写真を撮ると「写真を私の携帯に送ってねー」と言う言葉が飛び交うことも多いと思います。それがその場で皆にプリントして渡せるのは、ある意味で画期的なのかもしれません。
歴史は(少し形を変えて)繰り返すものなのかもしれませんね。
aokijuku at 00:00│コメント(0)│