2016年01月19日

【From America】「スーパーのカート」

カート02アメリカのウインドゲイト緑です。

皆さんはアメリカの大きなショッピング・センターをテレビや映画の世界ではご覧になったことがあると思いますが、一つの店舗だけでなく何軒もお店が一緒になった巨大なスペースです。それぞれの店の前に駐車場がありますが、特に柵のようなものは設けていないので、次から次へと隣の店に行くこともできますし、お母さんは食料の買い物、お父さんはコンピューター関連の店、子供は洋服を買いに行く、とそれぞれの目的に合わせて別行動をして約束の時間にまた駐車場に集まるとか、早く買い物を済ませた人が別の店に行って家族と合流なんてことも良くあります。

さて、私も主人と買い物に行くときには良くこの方法を使って買い物時間を短縮しています。先日 食料品の買い物を終えた私が大工道具を買いに行った主人に合流しようとして 食料品を入れたショッピング・カートを押して隣の店の駐車場に行こうとしました。ところが、食料品スーパーの駐車場を出た途端に私のカートが動かなくなりました。あれ? どうしたんだろう? 何か車輪にひっかかったのかな? ところが押しても引いてもカートが動きません。
そうこうしている間に主人が買い物を終えてカートと格闘している私のところまで車を動かしてくれたので、私はたくさんの食料品を車に乗せることが出来ました。

カート01買い物品を出した後の空っぽのカートには写真にあるような注意書きがあるのを見つけて、やっとなぜカートが動かなくなったのか納得しました。アメリカの多くのスーパーでは自分のところのカートが持ち出されないように盗難防止の意味でカートに特別な機械を取り付け、敷地内でしかカートが動かないようにしているのです。
そういえば、道端でスーパーのカートに自分の所有物を入れて移動している浮浪者を見かけたことがあります。そういうことにならないようにスーパーが工夫をしていることが、今回の経験で初めて分かりました。

aokijuku at 00:00│コメント(0)

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