2015年06月06日

伊勢志摩サミットと「海女のまごころ黒にんにく」

来年の日本でのサミットが伊勢志摩の賢島に決まった。待ちに待った決定である。
というのは、いま七栗村で取り組んでいる志摩での黒にんにく開発につながりがあるからである。
「七栗村の黒にんにく」は三重県の地産地消品として作り、一昨年の試作品、昨年の本格的商品を青木塾例会でも披露してきた。

これは三重県内向けであるが、県外および海外から伊勢志摩を訪れる観光客向けに黒にんにくの別ブランド開発を昨年から進めてきた。
志摩半島のリアス式海岸を一望に眺められる横山展望台が、賢島からほど遠からぬところにある。その展望台近くの畑で、地元のシニアのボランテア団体にニンニクを栽培してもらっている。ニンニクの品種は、志摩の海女さんが自分の畑で作り海に潜る元気を養っていたという「伊勢志摩八片」。このニンニクを黒にんにくに熟成加工して伊勢志摩産「海女のまごころ黒にんにく」として販売しようというのが別ブラント開発である。
サミットに関する鈴木三重県知事の昨年中の動きは、せめて関係閣僚会議のひとつでも伊勢志摩に誘致しょうというものであった。そして私たちの目論見も伊勢志摩の新たな特産品「海女のまごころ黒にんにく」を、その機会にあわせて売り出そうというレベルであった。ところが、新年になり安倍首相の伊勢神宮参拝を機に三重県知事の態度が変り、サミットそのものの招請に最後尾ながら手を挙げた。そして、この度のサミット決定である。
私たちのささやかな目論見も大いに元気づけられることとなった。まだ原料ニンニクの収穫がおわったばかりで、これから乾燥して窯に入れて熟成加工し、「海女まごころ黒にんにく」が出来上がるのは9月ですが、来年のサミットを迎えて伊勢志摩の新たな地域ブランドが誕生しますので、よろしくお願いします。


aokijuku at 06:11│コメント(0)

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