2015年05月25日
【明日の世界282】 「ビリギャル」
坪田信貴著の「ビリギャル」が本も映画も話題になっていますが筆者も本を読みました。確かに学年ビリのギャルが1年で偏差値を40挙げて慶応大学に現役合格したことで注目されていますが塾の先生との人間関係がポイントであること間違いありません。お母さんも娘を信じて塾費の前払い金100万円を用意することもなかなかできませんね。父親ははなからムリと協力的でなかったことわかる気がします。慶応にしてもタダ受かったのではなくて経済学部、商学部、そして一番かたいと思われた文学部も落ちてしまいましたが最後の難関の総合政策に奇跡的に受かりました。筆者なりに何故パスすることができたのか総合政策は小論文に3時間かけます。塾の坪田先生は小論文の問題を考えるのは試験の半年前ちょうど「ホリエモンはなぜ捕まったのか、これに対してどう思うか」等新聞の記事を読んで、調べて、自分の意見を書かせる練習を徹底的にしてきたとあります。時代の寵児があっという間に悪者になる世間の怖さを紙に書く特訓をやってきたのがズバリ同じ問題でなくても発想方法は見事に当たりました。3時間の小論文の点数のウエイトが高かったことが味方したことは間違いないでしょう。何といってもギャルが坪田先生を信じたことが奇跡が起きた最大の理由でしょう。
aokijuku at 10:02│コメント(0)│