2015年01月26日

【明日の世界265】 「知的生活習慣」ちくま新書 外山滋比古著を読む

95歳になる元お茶の水女子大学の外山先生の講演を数年前に聴いて以来フアンになりました。ずばずば言うのと講演中立って話すのでそれだけでも大したものと感心しました。先生によるその昔は論文等は皆どこからか引用したものが大半で、いま一流の教授と思われている人々も学生時代の論文はそこを突かれたらみな何も言えなくなるとのことです。そう考えると小保方事件も納得がいくように感じますから不思議なものです。本からの紹介ですが海外の雑学クラブに学ぶとあってダーウインの祖父が作ったルーナー・ソサイティーは目覚ましいクラブであってダーウインを中心に毎月満月の夜に10名ぐらい集まったので月光会といわれました。互いに専門が違っているのが大事な点で、同じ仕事、専門のものがいなかったことがポイントで同じ畑の人話がいると話が細かくなって差しさわりを恐れてて遠慮がちになるとのことです。そのグループから酸素を発見、ジェームスワットは蒸気機関の改良に成功、ガス灯の開発者もメンバーであったとのことです。青木塾を見るに青木塾長のもとに多士済々の人々が集まり、ルーナー・ソサイティーとまでいかなくても何か似たような動きがあるような感じがしてきたと感じるのは筆者だけでしょうか。


aokijuku at 00:05│コメント(0)

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