2015年01月22日
【見たり聞いたり２１３】 「宮尾登美子」
青い山脈の主演女優杉葉子がじっと聞いているのが印象的でした。
もう３０年ぐらい前のことですかロスに宮尾登美子が講演にきて聞きに行ったとき時のことです。８８歳で亡くなりましたらから彼女が５８歳ぐらいですからまさに油の乗り切ったころのことでしょう。青い山脈で大ブレークした杉葉子はその後二世と結婚、離婚後ロスのニューオオタニホテルに勤務していたころです。確か同じような年齢だと思います。遅咲きの宮尾は５３歳で「一絃の琴」で直木賞を取りましたが、書いても書いても認められずこおりにいっぱい世に出ない原稿がたまったといっていました。
ある時出版社に直訴したら、毎月あなたみたいな知らない人が何百通と読んでくれと原稿送ってくる、いちいち読んでいられますかと冷たく言われたそうです。今幸いなことに書きたいネタがいくらでもあって一生かかっても書ききれないとも言っていたのが印象的でした。あきらめずに書き続ける根性、そしてあらゆる機会に売り出してやろうとする情熱、講演を聞いて心打たれましたが３０年たった今でも生き生きとその時の講演が思い出されます。
もう３０年ぐらい前のことですかロスに宮尾登美子が講演にきて聞きに行ったとき時のことです。８８歳で亡くなりましたらから彼女が５８歳ぐらいですからまさに油の乗り切ったころのことでしょう。青い山脈で大ブレークした杉葉子はその後二世と結婚、離婚後ロスのニューオオタニホテルに勤務していたころです。確か同じような年齢だと思います。遅咲きの宮尾は５３歳で「一絃の琴」で直木賞を取りましたが、書いても書いても認められずこおりにいっぱい世に出ない原稿がたまったといっていました。
ある時出版社に直訴したら、毎月あなたみたいな知らない人が何百通と読んでくれと原稿送ってくる、いちいち読んでいられますかと冷たく言われたそうです。今幸いなことに書きたいネタがいくらでもあって一生かかっても書ききれないとも言っていたのが印象的でした。あきらめずに書き続ける根性、そしてあらゆる機会に売り出してやろうとする情熱、講演を聞いて心打たれましたが３０年たった今でも生き生きとその時の講演が思い出されます。
aokijuku at 15:48│コメント(0)│
