2014年03月11日

【From America】「アメリカにお守りってあるの?」

お守りアメリカのウインドゲイト緑です。

皆さんはお正月に初詣に行った時、受験のための合格祈願に行った時などに「お守り」を買ってきますか? そしてそれを肌身離さず持っていて、お願い事が叶うようにと常にお願いしていますか?

これは日本だけの習慣なのでしょうか? アメリカにも「縁起をかつぐ」という習慣はあるようで、ギャンブルをする時には自分のラッキーナンバーを使ったり、大切なキー・ホルダーをいつも持っていたり、ということをする人はたくさんいます。

では、日本のお守りに似たものがアメリカにもあるのでしょうか? 私が思うには日本のお守りに一番似ているものとして「ロケット」を挙げたいと思います。ロケットとはペンダントのように首から下げるもので、中に写真を入れておく装飾品です。中に入れる写真は両親や兄弟などの写真が多いと思いますが、肌身離さず持っている、ということ。何かあったときに自分を守ってくれるものだと思っているところ。が日本のお守りとよく似ていると思います。

私はアメリカに引っ越してきて間もないころ、先に死んだ伴侶の灰(火葬にした時の灰の一部)をロケットの中に入れたり、指輪にしたりして、肌身離さず持っていていつも一緒にいるようにする、というアイデアを聞いてびっくりしました。日本ではお骨はお墓に入れるものと思っていたからです。しかし、最近になって、この考え方は日本のお守りと同じなのかしら? と思うようになったら、とてもよく理解できるようになりました。自分の両親や伴侶がいつも一緒にいてくれて、何かあったときには自分を災難から守ってくれる、と信じているのです。これは正に日本のお守りと同じだと思います。

今年もまた3.11がやってきました。まだまだ日本人の心は癒えていませんが、それでも元気を出して頑張っている方々のニュースを聞くたびに励まされますね。瓦礫の中から何か思い出の品を探したいと必死になっている姿を思い出すと、何かその人に関係のあるものを所持していたいという気持ちなのだと思います。これはアメリカ人のロケットに写真を入れて肌身離さず持ち歩く姿と重なるところがあると思います。

受験シーズンであり、就職が決まり新しい旅立ちをするこの時期にはお願い事をしてそれが叶ったから「お礼参り」に行く、方も多いと思います。日本人の心の中には神社仏閣で頂くお守りがぴったりなのでしょうね。アメリカではそれがロケットと形は変わっても、目に見えないものの力にお願いをする、という形は日米変わらないのだと思いました。


aokijuku at 00:00│コメント(0)

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