2014年01月27日

【明日の世界213】 「長谷川町子美術館」

桜新町にある上記美術館を初めて訪ねました。
サザエさんの漫画原本が沢山展示されていると思いきや美大受験を目指した町子画伯の絵画が結構ありました。
丁度第150回芥川賞・直木賞の発表があった翌日で当時すでに大御所の菊池寛が無名の長谷川町子を指名して小説の挿絵を描いてもらったとありました。改めて菊池寛のすごさを感じました。賞設定当時文芸春秋は中央公論に部数で圧倒的に大差をつけられてどうしたら追いつくかを考えて読者参加型の芥川・直木賞を考えついたと言われます。世の中にないものを考え出すことの大切さ、新人を発掘する懐の深さを長谷川町子美術館を尋ねて再認識させられました。今やフジTVのドル箱として子供たちの日曜日の定番番組になっていますが、サザエさんのアニメDVDは出さない等いろいろ工夫がなされていることも係りから聞きました。


aokijuku at 00:05│コメント(0)

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