2014年01月28日

【From America】「アジアの頭脳の台頭」

アメリカのウインドゲイト緑です。

PISA_test世界各国の学生の学力を比べる「PISA」というテストの結果が発表されたというTVニュースを見ました。

写真をご覧になればお分かりのように、トップ5位はなんと全てがアジアの国々で占めているという事実です。
一位  上海
二位  シンガポール
三位  香港
四位  台北
五位  韓国

Test_result_01アメリカのTVニュースですから、「アメリカはこれらのアジアの国々に遅れをとった」「もっとしっかりと勉強しなければいけない」ということが話題になっていました。確かアメリカは26位だったと報道していたように記憶しています。
アメリカ国内でもアジア圏の学生の頭脳台頭は著しく、アジア圏からの移民の親たちの興味が「子供の教育」にあることを示しています。

このランキングを見て興味深く感じるのは、一位の上海です。中国という国名を出さずに上海と都市名で示している、ということは、中国という国全体でみれば学力にかなりの地方格差があって、ランキングには名前が挙がらない、ということなのだと思います。しかし、上海という都市でみるとダントツに学力が高いということなのでしょうね。

Test_result_02「孟母三遷」という言葉が頭をよぎります。子供に良い教育をさせるためならば、引越しをするのもいとわない、という教育ママの姿勢を表現しているわけですが、これはどこの国でも同じことのようです。皆 子供に良い教育を受けさせて、将来 立派な良い生活を送って欲しいと望むのは 世界中のどの親も同じ考えですね。このデータから読み取れるのは 中国に住んでいるのなら、子供の教育のためには上海に引っ越すことが一番である、ということのようです。

しかし、気になったのは日本のランキング。勿論 高いランキングではあると思いますが、上位5位までに入れなかったのは残念です。日本人の優れた頭脳が世界という大きな舞台で大活躍してくれるのを期待しています。
日本人の学生諸君、頑張ってくださいね。

aokijuku at 00:00│コメント(0)

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