2013年12月02日

【明日の世界205】 塩野七生著 「日本人へ」(文芸春秋社)

思わずなるほどと関心するところあったので即購入して皆さんにもご紹介させてください。
韓国人にこう質問されました。
「日本による36年間の植民地時代をどう評価するか、と。次にあげるのは、そのときの答えである。
男と別れた後の女には、二つの生き方があるのです。第一は分かれた男を憎悪して怨念に燃えその男に害あれと願いながら一生を送る生き方。第二は、過去などはきれいさっぱりと忘れて新しい男を見つけ、と言って昔の彼とも仕事一緒にしたりして、愉しい第二の人生を送る生き方。貴方はどちらを選択なさリたいのですか」相手は黙りましたね。最初に行った時には朝鮮総督府の建物を破壊していたのですが、あの時代の建物は頑丈に出来ているから壊すのも大変でしょうと言ったら朝鮮日報の記者が空から見ると日帝の日になっているから壊す必要がわれわれにあると応えました。私はそれには吹き出して、笑いながら言いました。「あの時代は採光の必要から、日本帝国に関係なくても大きな建物が日にするよりなかったのです。ローマも空から見れば日ばかりですよ」
見事な返答には感心しましたのでご紹介しました。


aokijuku at 00:05│コメント(0)

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