2013年09月24日

【From America】「若者は両親と暮らす?」

Living_at_homeアメリカのウインドゲイト緑です。

アメリカでは、子供は18歳になったら親元を離れて独立するのが当たり前、と言われていました。確かに、ハイスクールまでは親元から通学して、親の保護の元に生活するのが普通ですが、大学に入る時点で、自分の行きたい学校が地元にあるとは限りません。その場合は当然、親元を離れます。たとえ地元の大学に行ったとしても、大学の寮に入り、親元を離れて自立した生活をすることが多いのがアメリカです。18歳になったらもう大人。自立するのが当たり前、とされています。
一方、日本では大学に入っても、就職しても、結婚するまでは親と一緒に住むのが普通です。今は女性も男性もなかなか結婚しませんから、30代でも独身で親と一緒に暮らす日本人はとても多く、一般的なことです。

Living_at_home_02ところが、先日TVを見ていましたら、なんとアメリカでも親と一緒に暮らす若者が多いことが報道されていました。その数は18歳から31歳までの若者の36%に上るそうです。その中の63%の人たちは「無職」ということでした。

世界的に経済が良くない昨今では、日米全く同じで 独立したくても職がないから独立できない。従って、親と同居せざるを得ない、という事情になるのでしょうか。アメリカの経済は上向きになっている、とよく言われていますが、その恩恵が一般の人々の隅々にまで浸透するのには かなりの時間がかかりそうです。

aokijuku at 00:00│コメント(0)

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
月別の記事一覧
最新コメント