2013年05月15日

グーリーン車

今朝、有楽町駅での人身事故のため京浜東北線と東海道線が8時過ぎからストップした。
よりによって今日は9時半から来客があり、午後からは東北に出張だった私は、ギャリーバックを引きずりながらしばし途方にくれた。

何としても早く、しかも荷物もギュウギュウ詰の車内から逃れるために思いついたのが、大船駅から横須賀線にしかもグリーン車に乗る方法だった。

大船方面から東京方面に向かうには、湘南新宿ラインに乗るか横須賀線に乗るしかなく、グリーン車に乗ったところで座れるはずもなかったが、キャリーバックを持ってとても普通車に乗れる状況でもなかった。

案の定グリーン車は通路にも人が立つほどであった。

すると、通路で検札の女性に向かって中年の男性が怒鳴っていた。
「とても普通車には乗れないから、仕方ないからここに乗ったんだよ。別に座っているわけじゃないんだから、こんな時ぐらいは見逃せよ!」
どうやら、普通車に乗りきれない客がグリーン車の通路に乗ってしまい、検札の女性にグリーン料金を請求されているらしい。
「JRの上の者から、通路でもグリーン料金をいただくよう指示されていますし、お立ちの中の方でもグリーン料金をお支払済の方がいらっしゃいます。」
至極もっともな話であり、私も料金を払って立っている一人である。

「事故で遅れてるんだから大目に見ろ!そのJRの偉い人と話をさせろ!」とどうしてもその男は譲らない。
「では車掌を連れてまいります。」 と女性は戻って行った。

数分後、武蔵小杉駅に着くと中年男性はさっさと降車して行った。その十数分後、品川駅に着くまで車掌さんも現れなかった。

その男性と車掌さんのやり取りを聞いてみたかった気もしながら、私も品川駅で下車した。















aokijuku at 14:42│コメント(0)

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