2013年02月28日

【見たり聞いたり113】 「藤山新太郎一座に同行して」5

この回で一座同行記はひとまず終わります。
初めての土地に行くと本当にいろいろ学びます。まず歴史を知っているのとそうでないとは印象がまったく違います。今回初めに行った鳥取の以西小学校
ですが筆者ですとこの小学校何と読むのかと言ったレベルです。ところが藤山新太郎師匠のレベルになるとこの土地が歴史上、重要な場所であったと語れるのです。その落差勉強しないとだめだと痛感します。先日新聞記者から作家になった方の講演を聞きましたがある大会社の社長について、人に逢わない、歴史を知らない、本を読まないと言っていました。歴史を知らないとまともに生きていけないことを今回も痛切に感じました。手妻の素晴らしさも日本を代表する邦楽の8人の皆さんとコラボすることによって何倍にも感動を与えるのであって邦楽だけでは地方の学校どこも呼んでくれないとのことです。生徒も関心ないし。先生もわからないので手を挙げない、ところが手妻と一緒の公演を見ると素晴らしい感動を体感します。文化庁の後援があって初めて可能になる手妻公演が毎年各地を回って小中学校生徒に生涯忘れない想いでを与え続けることを心からお願いします。
ここに改めて巡業公演の皆様に感謝申し上げます。


aokijuku at 00:05│コメント(0)

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