2013年01月23日

歴史と私

P1070483新年に入って初の投稿になりました。今年もよろしくお願い申し上げます。
 さて、先日テレビを見ていたところ、ある方がインタビューにて、「最近の若者は歴史、日本史を知らな過ぎる。日本の歴史から、日本の精神の良さを知ってほしい」とコメントしていました。私も日本史の知識はまだまだ浅い若者の一人ですが、ただ、歴史、ことに日本史が、とことん大好きなんです。今回はコメントをきっかけに、歴史について今思っていることを書いてみます。

 歴史を楽しむのに必要なもの、私は「ちょっとの資料」と「想像力」だと考えています。
 ナイフにした石ころ、武士の羽織袴、茅葺き屋根の古民家から、あるいは目の前にモノが何も無くても、エピソード、つまりお話しからでも、昔の人ってどんな事をして、何を感じていたんだろうって想像力を大きく膨らめることができます。その面白さが、私の歴史を好きな所かもしれません。そしてそれによって2つの事、この時代だったからこうだった(時代の独自性)という事と、昔も今も変わらない考え方や思い(普遍性)が見えてきます。
 高校を卒業する時、歴史を教えてくださった恩師にいただいた言葉が、「歴史をなぜ学ぶのか。4年後に語らえるのを楽しみにしています。」大学を卒業した今、まだ語らう機会がないままなのですが、歴史を通して、時代による思い、変わらない思いに触れることができて、改めて日本って素敵なところ、面白いところと思える。だからこそ、もっと知りたい。未だ答えが出ていない現時点の私なりの考えです。まだまだ浅学の未熟な考えだとは思うので、これからの沢山の方々に出会ってお話を伺い、より考えを深めていければと思います。
 尚、最近読んだ歴史の本でお薦めしたいのが、

ひすいこたろう&白駒妃登美著『人生に悩んだら「日本史」に聞こう』祥伝社 平成23年

歴史が苦手でも大好きでも、語り口が穏やかで読みやすく、なおかつ濃厚で、日本と日本史が愛おしく思える一冊です。(ぴのん のぞみ)


aokijuku at 00:30│コメント(0)

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