2012年10月29日

【明日の世界148】 「手妻と邦楽」4

一番太鼓がドンと来いドンと来いとなりり始めると体育館の前で並んで待っていた子供達の気分の盛り上がりがさらに高まります。江戸時代の小屋もこうやって人を呼び込んだと聞いております。一番太鼓をならす和服美人の艶姿、は正に絵になります。
手妻も邦楽があって江戸時代に見事にタイムスリップします。邦楽も小学校からリクエストがあれば演奏に行きたいのですが残念ながら邦楽だけでは先生からのリクエストはありません。先生が分かりませんが生徒さんも邦楽だけ聞いても10分と持たないでしょう。ところが邦楽に弱い筆者が聞いても巡業3回目になると段々その良さが分かってくるから不思議です。師匠によると鼓ひとつとってもポンポンとなる心地よい音は微妙な波動にのって聞く人に届くとのことです。テープではそうは行きません。本物を聞く、観るよさはこのように育つのでしょうか。


aokijuku at 00:03│コメント(0)

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
月別の記事一覧
最新コメント