2012年01月30日

【明日の世界】No.109 「GNH(国民総幸福指数)」

GNH日本一の福井県の福井市の小学校に手妻(江戸時代の手品)藤山新太郎一座の巡業に同行して行って来ました。昨年10月に続いて同行二回目です。
公演終わると校長先生と藤山師匠と一緒に会談するのですがそれが地元の様子がわかって楽しみです。
現在福井県は小中高の先生採用人数は年間150人です。校長が卒業した時は320人採用しました。教員の資格を持って卒業する人は軽く150人を超すので地元に採用されない人は県外に行くそうですが教員として就職出来る人ばかりではありません。一般的に音楽の教員資格を持った人が採用される率は5%とか。日本の人口減少問題は福井県でも例外ではありません。
そもそも幸福度とは何を持って言うのでしょうか。福井県は何ゆえNO1なのか、因みにNO2は冨山です。確かに福井は共働き率日本一と聞いております。
良い教育を受けることは職につくための重要な必要条件ですが日本では25歳〜64歳の成人の87%が高校卒業レベルの学歴を持っています。この比率はOECD諸国の中でも最も高い。教育システムの質という点でも日本はOECD諸国のトップを走っています。
ところが「全体として生活に満足しているか」と問われた時「満足している」と答える日本人は40%でこれはOECD平均の59%を大きく下回る。
世界一ハッピーと言われるブータンと福井の比較をそのうちして是非してみたいものです。

aokijuku at 00:00│コメント(0)

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