2011年11月28日

【明日の世界】No.100 「手妻巡業同行記まとめ」

「手妻のレベルを最高のものにしたいのです。そのためには邦楽の優秀な皆さんと組むことが大切です。」と手妻藤山師匠は先日手妻とのコラボを考えている会社を訪問した時はっきりと言いました。
 手妻は日本で藤山新太郎一座しか出来ません。ですから師匠は好きなように出来てそれに対して誰も文句は言えませんがそれでは進歩がありません。最高の邦楽の人たちと組むことによって師匠ももっと上のレベルを目指すことが出来ると言われました。さすが一流の人が言うことは違うと認識しました。
 京都府巡業の折、一番太鼓が「ドンと来い、ドンと来い」と打ち始めると会場の外で待っていた生徒さんが期待を膨らませんて入場するのを見ると太鼓があって手妻も生きてくることがわかります。校長先生が15分しかじっとしていられない施設の子供22人(親の虐待を受けて寮生活をしている)が手妻を90分じっとして観ていたがこれは奇跡ですと言われましたがこれも邦楽があって初めて手妻が生きてくることが現場にいると良くわかります。
手妻と邦楽のコラボレイションが日本古来の芸能の維持繁栄にこれからも役立つことを心から期待します。
手妻も邦楽も知らない世界を見ることがこんなにも好奇心をそそることを知りましたがありがたい経験をさせてもらいおました。藤山新太郎師匠に感謝します。

aokijuku at 00:00│コメント(0)

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