2011年08月31日

いつも心にシャンソンを、、、、

 群馬県渋川にある日本シャンソン舘に行く機会があった。

083この舘は1995年にシャンソン歌手として一世を風靡した芦野 宏氏がシャンソンの楽譜や資料を次世代に残し資料館としてまた若い歌手達に歌える場所を提供したいという思いがかない夫人の出生地である渋川市に設立された。

そして芦野 宏氏にもお会いし、シャンソン舘のステージで久しぶりに芦野さんの歌を聞くことができた。
来年、米寿を迎えられるというから驚いてしまった。声も豊かにゆるぎなく歌いあげられたからである。
館内に展示されているのは全て寄贈されたものだということで、イヴ、モンタンヤエデイツト、ピアフの衣装、その他手紙類、レコードや楽譜、ポスターまた彼らが描いた絵画など貴重な数々である。
 これらは芦野氏の永年培って来られた交流の賜物であり芦野氏だからこそ多くの賛同を得られたのだと思う。
 
小さなホールで間近かに歌うひとを見られるというのも特別なことだと思いしばし時の過ぎゆくのを忘れた。

 Ami さんという若い美しい女性歌手が芦野氏の前に何曲か歌い、芦野氏の作られた「 人魚の泪 」という曲を歌われたがこれが素晴らしかった。

 芦野さんは絵も描かれ展覧会に出品されておられた時代を私は少しだが知っている。絵を描くことはとてもエネルギーを使うこと、、、夢中になってしまうので今はひかえていると、、、館内に芦野さんの作品も展示されているからぜひ訪ねてみて欲しいと思う。


aokijuku at 10:01│コメント(0)

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
月別の記事一覧
最新コメント