2011年03月30日

丸穴を通して海の見える美術館

002横須賀美術館は浦賀沖、観音崎にある。
2007年に開館した。なだらかな丘陵地に建ち目の前にひろがるのは雄大な東京湾である。設計は山本理顕氏である。東京芸大卒、現在は横浜国立大学大学院教授であり、主に公供建築などを得意とし数々の賞を受賞されておられる。


1昨年ここで芥川沙織展を企画してくださったのがご縁で004時々展覧会をみにそしてここの気持ちのいい空間にひたりに行くことがある。
玄関から見たアプローチ、また受付のあるロビーから玄関を通して海の見える空間が実に自然をうまく取り入れた空間となっている。それは外の風景といつたいとなり動き集う人びとがシュルエツトとなり時には額縁のなかの風景のように見えることがある。

 
003丸い窓があちこちにあり自然光を取り入れている。丸い、、というのはなぜかわからないがユーモラスで楽しい感じがする。
 建築ガイドにはこのように説明があるのでぜひ観音崎まで足をのばしこの素敵な美術館を楽しんできて欲しい。



  小さな丸穴からは森の深い緑がみえます。
     晴れたにの夕方、丸穴から見る空の色は
        驚くほど鯉青色です。大きな丸穴の海を大きな貨物船が
  通過してゆきます。雨の日、寒い日、暑い日、
     長い時間、短い時間、時の変化を楽しむことができる美術館です。


aokijuku at 11:45│コメント(0)

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