2011年01月23日

鯖すし

今年に入ってから、島根・大阪・富山・高知と立て続けに出張が入りました。それぞれ、もう何度も行っている場所ですのでお土産もほぼ一通りは体験し、家族の者も特にリクエスト品はなくなりました。
そこで、最近は「鯖すし」を一つだけ買って帰るのが定着しています。

驚くことに、最近どこへ行っても「鯖すし」があるのに気付きました。

「鯖すし」の発祥は京都のようです。海のない京都だからこそ考えついた逸品で、若狭から京都に続く「鯖街道」で鯖を運んだそうです。昔から日本海で獲れた新鮮な鯖に塩をふり、人の背に担がれて十八里の道を歩き、ちょうど京に着いた頃にはいい塩加減になっていたそうです。正月や各神社の祭りには欠かせないご馳走であったそうです。

鯖は日本近海ほぼどこでも捕れますので、京都に限らずどこの「鯖すし」も個性の味が味わえます。高知空港で売っているものは、酢飯にゆずが加えてありあっさりとしたものですし、小松空港のものはガリが挟んでありこれまたさっぱりしており、伊丹や出雲空港のものもゴマが入っていたり、各々特徴があります。
そして、最近では「焼鯖すし」も増えてきており香ばしさも楽しめます。

価格もまちまちで概ね1,000円はしますが、各地の個性も楽しめるので、我が家では当面お土産はご当地の「鯖すし」を所望されています。

aokijuku at 00:05│コメント(0)

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