2011年01月22日

何か腑に落ちない、「伊達正人」運動

青木さんより久々にブログを頼まれ、急な依頼・そしてほろ酔い状態であることに甘え、今世間で称賛されている「伊達正人」寄付運動につての意見を書かせていただきます。

今回の寄付の美徳とされている、「寄付人を名乗らない」寄付ですが、たまたま名前が伊達直人なので、タイガーマスクの内容に沿って紹介されていますが、タイガーマスクの伊達直人は、正々堂々と卒業生の伊達直人として「ちびっこハウス」にプレゼントを持って行くわけで、隠しているのは自分がタイガーマスクであることだけです。
これは、根本的に「名乗らない」寄付とは精神的に異なると思います。

さらに、おかしいと思うのはこの寄付に対して政治家が非常に微笑ましいと手放しで褒めていることです。政治がしっかりしていれば、国民は納税によって恵まれない子供たちのために税金が使われていると納得できるはずではないでしょうか?
直接寄付するというのは、政治不信の現れであるのではないでしょうか?
私も如何わしいと思う募金は拒否します。税金が本当に困った子供たちに使われていないと思うから、直接寄付という行動になるのではないでしょうか?

寄付行為は、決して悪いことだとは思いません。しかし、これがエスカレートすると、脱税→自分が使ってほしいところへの直接納税のような方向にもなりかねないような・・・。


aokijuku at 00:05│コメント(0)

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