2010年11月29日

【明日の世界】No.48「ブラジル」

中南米に22年間滞在された大手商社マンから聞きました。
日本の教育でもっと歴史や人文地理を勉強しておけばといつも思ってしまう。
スペインとポルトガルでも日本から見ると区別つかないが明らかに国民の違いがあります。闘牛一つとってもスペインは死ぬまでやりますが、ポルトガルは一刺しさしたらそこで終わりです。ポルトガルの国民性が穏やかです。どこの国も貧富の差をなくそうと言っていますがブラジルは5%の人が50〜60%の富を有しています。投票も電子投票で1時間もしないうちに結果がでます。国土が日本の23倍で、人口は1.9億人です。
 中南米に今度なったブラジルも入れて5人の女性大統領がいます。女性に使われることを男性はなんとも思っていません。女性の働くチャンスも日本とは違ってお手伝いさんも必要ならボリビア等から簡単に来てくれるシステムが出来ています。ブラジルは車にエタノールが20%使われています。日本は3%です。本田は年間150万台のオートバイを生産しています。YKKは世界70カ国に生産拠点を有していますが手作業仕事が多いので後進国にぴったりです。味の素も動物用のえさにアミノ酸を大量生産しております。
 学生の就職先がないといわれますが世界を見るといくらでも活躍のチャンスはあります。ただ最低英語と出来ればもう一つ、スペイン語か中国語が出来れば鬼にお金棒です。
ご参考までに、日本のカーネーションは大半コロンビアから輸入されます。
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kiyoshi_kawabe at 00:00│コメント(0)

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