2010年09月30日

【青木塾便り】その68「MS内藤」その2

『【明日の世界】No.62「MS内藤」』でMS内藤のおかげで日本から来たM社にUCバークレーのノーベル賞クラスの教授をご紹介できたことをお話しましたが今日はその続きを。
 あるときシリコンバレーで開催された新素材のセミナーに日本から多数の参加者がありました。その一人が基調講演をされ終わった時Q&Aが始まりました。講演は用意した英文を読めばよいのですが、質疑応答はそうはいきません。専門家の質問に最初こそ何とか答えていましたそのうち段々複雑になって講演者も英語での返答に限界が来て会場はなんとなくおかしな雰囲気になってきました。とうとう限界に来た折会場にいたMS内藤がたまらなくなって演台に上がって助け舟を出しました。エレクトロニクスと新素材のバックがあって、英語はネイティブしかも美人とあって会場は彼女は何者だとなりました。講演が終わった後、彼女に日本企業からラブコールが殺到したようですが彼女にその気がなくて、その後アメリカ人の研究者と結婚されたとお聞きしました。彼女のお人柄が講演会場でもにじみ出たことでしょう。


kiyoshi_kawabe at 00:00│コメント(0)

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