2010年08月29日

にわか女子バレーボールファン

 先週の日曜日(22日)、日本女子バレー(ワールドグランプリ2010)を観戦してきました。特にファンというわけでもなく、アリーナの良い席があるとのことで行って来ました。以前、フィギアスケートと相撲とバレーボールは直接観戦すれば、テレビとは全く異なる迫力が感じられると言われたこともあったので、良い機会と思っていました。

 国立代々木第一体育館は、小田和正さんのコンサートなどで行ったことはありましたが、スポーツ観戦では初めてでした。大きな体育館の真ん中にポツンとバレーコートがあり、コートがやけに小さく感じましたし、観客の多さにも驚きました。
テレビで見る限り観客ほぼ全員が叩いて鳴らしている「スティックバルーン」は当然支給される物と思いきや、1セット300円で販売していました。全く無いのも寂しいかと思い、1セットだけ購入してしばらく過しましたが、雰囲気とは恐ろしいもので、試合途中「スティックバルーン」を持っていないことの「せつなさ」を感じるようになり、急遽人数分購入して、最後にはバンバン叩いて「ニッポン!」と叫んでいました。
 テレビ中継では、コートを横から定点撮影することが多く、前後の動きが良く分かりますが、私の坐ったコート後ろでは、左右の動きの激しさがとても良くわかりました。(夜中のTV放映では、体格のせいもありはっきりと何度も映ってしまいましたが・・・。)

 私が一番感動したのは、竹下選手でした。長身揃いのオランダ戦ということもあり、竹下選手は本当に子供のようでしたが32歳という年齢を感じさせないくらい激しく動いていました。そして何といっても彼女のトスをあげる動きの美しさは、まるで舞踊のようにしなやかで美しいものでした。とくに、身体をねじらせながら、後ろ遠方へ上げるトスは、水族館のイルカショーのジャンプのように神秘的で、とにかく完璧に美しいのです。
 ライブの迫力も十分堪能しましたが、あの日本美ともいえる美しいトスはTVではなく是非観戦してみる価値はあると思いました。


aokijuku at 00:05│コメント(0)

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