2010年08月23日

【明日の世界】その34「伴五紀先生」

もうなくなって何年経つのでしょうか理科大学の名物教授としてその後ご自分の会社を運営されている時いろいろ教わりましたのでそのお話をご紹介させてください。彼のお持ちの特許は日本一と聞いています。
ピッカリコニカについて;
今でこそ当たり前のカメラにストロボ内蔵装置ですが、初めてそのアイディアを考えて顧問をしているK会社に持っていった時担当の役員Aはカメラに複雑な装置をつけることはそれだけ修理も増えるので我社は採用しないと断られました。そこで先生はあちこちもって行きましたが最終的にコニカが採用してくれて、結果的に大ヒット商品が生まれました。
K社の社長に呼び出され、先生コニカの大ヒット商品のアイディア何故我社に言ってくれなかったといわれました。何を言っているのですか最初にAさんにお話しましたよと言ったところ社長はすぐにAさんを呼び出して先生がこう言っているがと問いました。Aさんは初めて聞きました,このような大事なこと見逃すわけがありませんとの返事。先生はこれが人間だよ、言った言わないわないではなくこのような事実がある上でさあどう対処するかと、だから人生は面白いと言われました。
もう一つ忘れられないアドバイス。よくお会いしたいが時間とってくれますかと言われた時なんの用件ですかと聞きませんか。小生も先生のアドバイスを聞くまでは用件はと聞いていました。先生は何か目的があるからアポを言ってくるのであるから、まずあってみることです。人に会えば必ず何かが得られます。たとえ当初の目的がうまくいかなくても会いたいと言ってくる以上何かを持っています。その積み重ねがネットワークになっていくのですよと今思うと実に大切はアドバイスを言ってくださいました。
伴先生ありがとうございます。


kiyoshi_kawabe at 00:00│コメント(0)

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