2010年08月19日

【青木塾便り】その62「MS内藤」

自分は何も持っていなくても持っている人を知るか知らないかでは大きな差が出るよとシリコンバレーのVCに言われました。今日はそのお話をさせてください。
内藤さんはスタンフォード大学でエレクトロニクス、UCバークレー大学院で素材関係を学ばれた山一證券のNY支店長のお嬢さんでした。アメリカ滞在20年以上で、美人でお人柄も良かったので先生にも大変可愛がられました。
あるとき日本のトップ企業M社から役員と研究者が何人か行くので現地スタッフも十分テイクケアするようにと連絡がありました。目的をMS内藤に伝え是非協力を御願いしましたら、当日UCバークレーの教授を二人ご紹介くださいました。
こちらは同席しましたが勿論中味は全然分かりません。ただ先生もM社のスタッフも黒板をはさんで大いに盛り上がっていることは理解できました。
終わってからM社のスタッフが河辺さん今日紹介してくれた両先生はいつノーベル賞をもらってもおかしくない大変な先生でよく紹介してくれたと大喜びでした。
こちらはMS内藤に相談しただけですが、彼女が先生方に可愛がられていることが雰囲気からよく理解できました。日ごろ彼女の前向きな姿勢が良いので、今回のような時にもその分野で有名な先生が出てきたのですが、M社の喜びが分かる気がしました。自分は知らなくても知っている人を知っていると面白い展開になる典型的なケースでしょうか。

kiyoshi_kawabe at 00:00│コメント(0)

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