2010年04月28日

ニューヨークでの歯の治療

2年前、仕事でニューヨークに滞在していた折、以前から調子の悪い感じがしていた左奥の歯が急に痛みだした。ニューヨークで歯医者など知らないから知人に誰か知らないかときいてみたが親身になって心配してくれる人をしらなかったし、人のことなどかまっていられない、自分のことでせいいっぱいという人達が多いニューヨークで人をあてにするほうがまちがっていたと考え直し自分でさがすことにした。
 ニューヨークにも日本人向けのフリーペーパーが何種類もあってビジネスをしている人たちが広告をだして宣伝しているのを知っていたので見てみる事にする。弁護士,司法書士、税理士、医者、心療内科、占い師、催眠療法士まであらゆる職業の人達が自分の顔写真をのせ宣伝している。
にっこりと白い歯をのぞかせていた歯科K医師のオフイスがセントラルパークの近くと言うのも何かいい感じがして電話し、予約をとりたずねた。K医師は診察するなりすぐオペが必要ですという。
 私はとても臆病な人間なので医者というと神様のような存在に思われて疑う余地がないのである。絶対にまちがったことをいわれるはずが無いと思うので全幅の信頼を持ってしまう。
 いつも東京では保険を利用することができるから歯を抜くくらいと思い治療費をきかなかったのが私のミスであった。
要求された$2,600という金額をきいてひとけた違うのではないかと思った。日本円にして30万円近い金額、オペといっても1時間もかからずただ1本の虫歯を抜いただけなのにこの金額はひどいと思ったがあとの祭りである。何とか、クレジツトカードとチェックで払いをすませたが今でも腹がたって仕方がない。
 相変わらずそのK医師「日本人である」は2,3のフリーペーパーでうれしそうににっこりと笑い日本人客を魅きつけているらしい。


aokijuku at 23:05│コメント(1)

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この記事へのコメント

1. Posted by いぶり みなこ   2010年04月29日 12:45
アメリカでの治療費の高さはいろいろ聞いてますが、やっぱりとても高いのですね。保険に入るのも高いらしいし。オバマ大統領の改革がうまくいくといいなあと思います。

日本人向けのフリーペーパーがたくさんあるんですね。やはり多くの日本人が住んでいるし、観光客や留学生が多いのかなと思います。

広告の笑顔には裏があるかもしれないと、警戒しなくてはいけないようですね。

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