2010年04月27日

【From America】「機内持ち込み荷物の有料化

Airplane_05アメリカのウインドゲイト緑です。

前回はアメリカの国内線の飛行機に乗る場合、チェックインする荷物が有料化していることをお伝えしましたが、こんどは「機内持ち込み荷物の有料化」の話題です。

このブログ原稿を書いている時点の情報では、アメリカの格安料金を売り物にしている「スピリット」と言う航空会社が、初めて機内持ち込みの荷物を有料にすると発表しました。料金は荷物一個が45ドル(約4000円)です。機内持ち込み手荷物は一個に制限されていますが、その他に女性ならハンドバッグ、男性ならアタッシュケースやコンピューターを入れた小型のバッグの持ち込みが許されています。通常、機内持ち込みの手荷物は頭上の棚に入れ、ハンドバッグなどの小さな物は座席の下に入れることになっています。その頭上の棚のスペースを使用するのに料金をかけると言う発表です。

他の航空会社は今のところスピリットに続いて、同じ様に機内手荷物に料金をかけるとは発表していませんが、この先どうなるのか目が離せない状態です。

飛行機の中でトイレを使うのを有料にする、と言う案も出たり引っ込んだり、肥満の人には二人分の料金を払わせる、毛布や枕はなし、機内の食事は有料。などなどアメリカの航空会社のルールはサービスの悪い方向に加速度が付いています。

一時話題になったエコノミークラス症候群と言う病気などを考えると、お客様の健康を考えて、最低限でも水を飲ませてくれる、トイレを使わせてくれる、適当なサイズの手荷物を持ち込ませてくれる、このくらいのことは飛行機の切符の基本料金に含まれるとしてくれても良いのではないか? というのが私の意見ですが、皆さんはどう思われますか?


midori_windgate at 00:00│コメント(0)

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